「動物にたとえると、どれぐらいすごいのー?」
2007.07.31
朝はラジオを聴くことが多いのですが、ラジオCMには独特の雰囲気があります。
ラジオ番組を予約録音するツールというエントリーでは以下のようなことを書いています。
ラジオはテレビと違い、聴覚のみからの情報を使って映像化するという習慣が自然と身につくため、想像力が鍛えられるのではないか、などと思ったりしています(大げさか?)。とは言え、音声のみという制約を活かしたラジオCMを聴いていると、感心させられることが少なくないことも事実です。逆に言えば、普段我々がいかに視覚情報に頼って判断しているかということがよく分かります。
仕草やジェスチャーが見えない分、「声の表情」が際だつからでしょうか。
そんな中、最近耳にしたラジオCMに次のようなものがありました。
「大変だぁ~~!!」
「どうしたのー?」
「なんと○○の新しいお店がオープンするんだってぇ~!」
「それを動物にたとえると、どれぐらいすごいのー?」
「…キリン?」
映像がないために、聴いている側としては、提示される言葉をもとにめいめいの頭の中にイメージを思い描くほかありません。つまり、ラジオを聴いている人というのは、意識せずとも頭の中で「映像再構築作業」を行っているために、そこにあり得ない言葉が急に飛び込んでくると、「あれ?」という違和感を覚えるのです。
この違和感は印象に残るために、記憶されやすくなり、従ってCMとしての効果も期待できるようになる、と考えられます。
とは言え、今回のラジオCMの場合は、「キリン」のインパクトが強すぎて、肝心のCM提供会社の社名を忘れてしまったのですが…。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2007.07.31 08:43
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