一人分割払い
2007.02.20
この10年ほど、ずっと同じ「ひかる」という家計簿ソフトを使って、日々の収支を管理しています。
時々、過去数ヶ月間の出費を眺めることがあるのですが、突出する月があり、嫌でも目に入ります。例えば、大きな買い物をしたり、1年分の年金を納めたり、といった非日常的な出費を計上した月ということになるのですが、できればこういった凸凹はなくしたいものです。
自分が毎月平均してどれぐらいのお金を使うのかを把握するうえでも、なだらかにしておいた方がわかりやすいからです。
また、大きな買い物をした時というのは、その時は「これからは節約しなければ」と心に誓うものの、喉元過ぎれば何とやらで、翌月になると「“喪”が明けた!」とばかりに、また大きな買い物をしてしまいます。
つまり、大きな買い物をした、という“ダメージ”が蓄積されず、従って懲りることなく繰り返してしまうのです。これは、銀行の残高がピンチになったり、クレジットカードの請求書の金額にびっくりしたりするまで続くでしょう。
そうなってからでは手遅れなので、どうにか事前に防げないかと常々考えていたのですが、最近やり始めて、そこそこうまく行っている方法が「一人分割払い」。
つまりこうです。
1.大きな買い物をしたら、家計簿ソフト内に仮想口座を作る
2.5万円の出費だった場合は、1の口座に「マイナス5万円」を計上する
3.翌月以降、1の口座に5000円ずつ入金する
要するに、仮想口座という借金を作り、大きな買い物の原資は将来の収入を前借りしたことにするわけです。もちろん、この仮想口座は実際の口座ではありません。あくまでも「大きな買い物をして、負債を抱えている」という状況を忘れないように、未来の自分に引き継いでいくための楔(くさび)としての役割です。
家計簿ソフトを開くたびに、この仮想口座に「マイナス5万円」という残高が目に入りますから、それだけ総資産が目減りした状態を痛感できるわけです。
そして、毎月5000円をこの口座に入金していく、すなわち借金を返済していくという状況を作ることで、新しい大きな買い物は自然と控えられるでしょう。
データの上では「10回払い」をしていることになりますが、自分の中で仮想的にお金を回しているだけなので、リボ払いのような金利負担はありません。毎月きっちり10%ずつ払っていけば、それで終わりです。
「大きな買い物をした」という事実を10ヶ月間にわたってかみしめながら過ごすことで、自然と財布のひもも引き締まるのではないでしょうか。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2007.02.20 14:04
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