「3つの理由」を問われると3つめは難しい
2007.11.29
とりとめのない話になりそうですが、ふと思ったのでメモ代わりに。
よく「○○を選ぶ3つの理由」というタイトル(の記事)を見かけます。キャッチコピーであれば、十分に練られてたうえで、「3つ」が厳選されているのだと思いますが、何の準備もなくやにわに問われれば、1つや2つは答えられても、3つめがなかなか出てこないのではないか、と思うのです。
実際に試してみましょう。
あなたが無性にコーヒーが好きだったとします。
あなたがコーヒーを好きな理由を3つ考えて、
紙に書いてみてください。
※特にコーヒーは好きではない、という場合はお好きな食べ物で考えてみてください。
いかがでしょうか?
実験台として、コーヒー好きの佐々木正悟さんに上記の質問をしてみました。
その結果が以下。
1.香りが良い
2.スッキリさせてくれる(食後など)
3.飲んでてえらそう
前触れもなくチャットで話しかけて、答えていただきました。
その際に、
「3つめの理由を思いつくのは難しかったですか?」
とお聞きしたところ、
「あー。難しかったですよ。だから変な解答に(笑)」
との回答。
どうして3つめの理由を答えるのが難しいのかについては、そのうち佐々木さんが心理学的に掘り下げてくれるかもしれませんが、それまでの間に私の方で答えを出しておきます。
3つめの理由を答えるのが難しい理由の1つめは、そもそも人は「2つ」が得意だから(ではないか)。右手と左手、右目と左目など人はペアにはなじみ深いものがあります。
それゆえに、3つに増えると難しくなるのではないか、と。
3つめの理由を答えるのが難しい理由の2つめは、人は何かをイメージする時にはたいてい平面でとらえるから(ではないか)。図示できるのが平面だから、ということもあるでしょう。
立体になると途端に難しくなります。空間認識力という言葉がありますが、意図的に鍛えなければ発揮できないということはそれだけ敷居が高いわけです。
平面は二次元すなわちX軸とY軸の2点が決まれば把握できます。立体になるとZ軸も加わって3点を相手にする必要が出てきます。普段は2点だけで済んでいたのが3点になることで混乱するから難しくなるのではないか、と。
3つめの理由を答えるのが難しい理由の3つめは、今すぐには思いつきません(笑)。
投稿者 : 大橋 悦夫 | 投稿日時 : 2007.11.29 12:29
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