バージョン管理いろいろ
2009.11.26
ソフトウェアの開発にバージョン管理はなくてはならないツールです。たとえ一人だけで開発しているとしても、バージョン管理システムを使わずに開発している人たちがいるとは信じられません。
バージョン管理システムはほんの10年ぐらい前まではCVSがデファクトでした。これさえ覚えておけば、大体何とかなりました。その後、アリエルでも使っているSubversionがはやり出しました。CVSはいろいろ不満点があったので、(新しいものに適応できない)開発部長の反対を押し切ってSubversionを使い始めました。
さらに、時代は流れて、今はMercurialだ、gitだ、といろいろあります。会社の中はSubversionでとりあえず問題(branchの開発にはちょっと・・・)ないので、多分、そのままです。自分の個人のコードはMercurialで管理しています。
でも、いろんな他の人が作ったライブラリとかは、Mercurialだったり、gitだったりで 、いろいろあります。他の人を見ていると、いろんなツールを使いこなしているみたいです。少なくとも僕にはそう見えます。すごいです。置いてきぼりにならないようにしないといけません。でも、見栄をはって、分かっているような顔をしています。
ついでに、やっぱり分散リポジトリは会社とかそういう組織では管理できる気がしません。
投稿者 : 大谷 弘喜 | 投稿日時 : 2009.11.26 17:47
インフルエンザがやってきた
2009.11.24
3連休はインフルエンザで始まりました。僕がかかったわけではなく、次男がインフルエンザになりました。彼は生まれて初めてのインフルエンザでしかも新型です。正確には金曜の朝、熱が38度弱ありましたが、ぴんぴんして元気です。普段が37度ぐらいなので、ちょっと高いぐらいです。食欲旺盛で、いつもと全く変わりません。夜寝ているときに熱がどんどんあがりますが、すやすや寝ています。朝起きると38度弱にもどっています。まだまだ元気です。
とりあえず、もう一度お医者さんに行くとインフルエンザでした。タミフルをもらって夕方には、37度ぐらいに戻っています。元気です。でも、他の人にうつすといけないので、家の中に閉じ込めないといけません。一週間閉じ込めないといけません。大変です。困りました。
家の中には2才のちびがいます。どうせインフルエンザになるなら、一緒にかかればもう一度休まなくてもいいので、うつらないかなー、 と思っていましたが、全然平気です。僕はマスクが嫌いなので、マスクとかしないのですが、やっぱりまだ、うつりません。
おとなりさんの子供もインフルエンザになったらしいですが、他の人には移らなかったようです。新型に限らず、インフルエンザはこわい病気なので注意したほうがいいのかもしれませんが・・・。
投稿者 : 大谷 弘喜 | 投稿日時 : 2009.11.24 20:45
アリエルは新入社員をとってもいいと言う噂
2009.11.19
アリエルでバイトしている女子大生は、もう、就職活動しています。僕は夏頃就職活動(と言うほどのこともしていないけど)したような記憶があるので、今時の人たちは早いです。何かが間違っていると思わなくもないです。
さて、アリエルは正規のルート(どこかの就職用のサイトとか)を通しては 新入社員を募集していないです。多分、開発に関しては僕が反対するので当分はやらないでしょう。でも、アリエルのサイト上にある採用用のメールアドレスに直接履歴書を送れば、大丈夫です。正確に言えば、履歴書じゃなくって、自分が書いているブログのURLと名前と連絡先だけでいいです。自分をアピールするためのものも、必要ないです。ブログを読んで、その人は技術が好きか、プログラミングが好きかを見ます。それだけです。
強いて言えば、Javaしかやっていない人はポイントが低いです。Javaは悪くないのですが、母数が多すぎてフィルタしにくいからです。それから、Javaはスキルをはかるのには向いていない言語ということもあります。
メインとなる言語(これは、Javaでもいい)と、もう一つ、別の言語(文化が違えばもっといい)ができればなおいいです。
今だと、「Go勉強しています」でもいいし、「これからはErlangでしょ」でもいいし、「ScalaはJavaの上で動きますが、いいですよ」でもいいし。
結局、新入社員だろうと、中途だろうとちゃんとしたプログラマしかとならいです。で、twitterで僕をフォローしている人のブログを読んだりすると、すごい人が一杯いるなー、と感じます。
投稿者 : 大谷 弘喜 | 投稿日時 : 2009.11.19 18:45
やってはいけないこともやってしまう
2009.11.17
スタートアップがやってはいけないこと10+1がなかなかおもしろいです。
アリエルができた時を振り返りながら見てみると、
アリエルができた当時はオフィスがなかったし、どちらかと言えば、このままオフィスなくてもいいじゃね?と思っていました。でも、なぜかオフィスができてしまいました。いい場所かどうかはわかりません。当時は割と安い方でした。ちなみに、一番最初の渋谷のオフィス(どこかの会社のを曲がり)はなぜか無料でした。1. 街のいい場所に立派なオフィスを借りてしまう
他人の金を自分の金のように使うな
これは、そうだったかもしれません。2. 1回のツイートで何をしているか説明できない
なぜあなたのプロダクトが優れているのか、短時間で説明できるようになれ
残念ながらプログラマばかりでした。それはそれでどうかな?と思います。3. ざっと見回してもプログラマーがいない
よい企業は彼らであふれている
途中から何かをやろうとしていたかもしれませんが、よく分かりません。4. PR会社と契約する(あるいはブログもツイッターも使ってない)
素晴らしい企業は顧客がその企業のことをすすんで語るものだ
たぶん、日本の他の会社よりはいいですが、僕は全員に個室が欲しいです。5. 間違ったことにお金を使っている
コーヒーマシンではなく、プログラマによいイスとモニタと速いマシンを買ってやれ
これって、アメリカと違って日本じゃ難しいんじゃないかな。変にやると訴訟になるし。ただ、アリエルができた時はみんな若かったので、その環境に慣れなくていなくなる人はいたけど。6. 解雇を躊躇する
社内で方向性が異なるスタッフがいたら素早く対応すべきだ
・・・7. インフラの選択を誤る
私(スコーブル氏)はRackspaceの社員でありバイアスがかかっていると思うので、この件については誰かよいスタートアップに聞いてみるのがよい。
8. 早すぎる時期からベンチャーキャピタルにマネジメントと戦略をコントロールされてしまううーん、どうなんでしょう?ベンチャーキャピタルにもよるんじゃないかな?もしくは人によるのかもしれません。ただ、エンジニアはおとなしいので、対等に渡りあえるスーツが必要かもしれません。
9. クールすぎる社名やロゴなんか、最初はすごい適当だったような・・・。
10. Yesといいすぎる。とりわけ技術的な決断に対してうーん、これはどうとらえていいか分かりません。とりあえず、技術的な決断は結構やりとりがあったような気がします。
11. 詳しいからと古い技術を選んでしまう
これも微妙です。エンジニアは新しいから、おもしろそうだからと言う理由で技術を選んでしまうこともあります。やろうとしていることに対して、何が適切かじゃないかな?
まあ、最初はいろいろありましたが、なんでもいいから続けることが大事かもしれません。
投稿者 : 大谷 弘喜 | 投稿日時 : 2009.11.17 19:11
UNIXは体にいい
2009.11.16
Goが公開され、オーサーの名前にKen ThompsonのようにUNIXの伝説の人が登場しています。基本的な設計だけをしたのかと思っていましたが、GoのコミットログをみるとKen Thompsonの名前で沢山のコミットがあります。中には「spell it with an "e"」のようなコミットログまであります。UNIXの年齢はちゃんとは覚えていませんが、UNIXが40年ぐらいだとすると、Ken Thompsonは60を超えているおじいちゃんのはずです。それでも現役で作業できるって素敵です。日本ではプログラマ35(40?)才定年説みたいなものがあったりしますが、多分、好奇心を持って楽しめれば何歳まででも現役のプログラマでいられるような気がします。そして、そうありたいです。
それから、先月号ぐらいのSoftware Designにカーニハン先生がのっていました。伝説の人たちは意外に長生きです。教育の方にシフトしたみたいですが、それでも現役で働いています。
UNIXは健康にいいのかもしれません。
投稿者 : 大谷 弘喜 | 投稿日時 : 2009.11.16 20:38
Goで超いい加減HTTPサーバを書いてみた感想
2009.11.13
Goが公開されて、おもしろそうらしいので、GoでかなりはしょったHTTPサーバを書いてみました。その感想です。
まず、Goは名前がよくないです。ここでは、Goと言う言語がすでにあるから名前を変えてくれと言われているらしいですが 、変えて欲しいです。Issue9とか言う候補もあるらしいですが、まあ、僕はerlangのようにgolangでいいような気もします。ドメイン名もちょうどいいし。で、僕が名前を変えて欲しい理由は、グーグルさんで検索してもろくな検索結果が帰ってこないからです。これは悲しすぎます。
それでは、コードを書いた感想です。関数を実行して値を複数返せるのはすばらしいです。Pythonでコードを書くと当たり前のことが、CとかJavaとかだとできなくてフラストレーションの元でした。
それから、関数を抜けるときに実行する処理を書けるのもいいです。Javaだとtry〜finallyでやっていたことが気軽にできます。それから、returnするときに、そこに書かなくても途中で代入した結果を返してくれる機能とかもいいです。このあたりは小さなフラストレーションの固まりを解決してくれるのでいいところです。
でも、全体的にGoのシンタックスは好きではありません。99%ぐらいが慣れの問題だとおもいますが・・・。なんとなく、なじめません。
それから、goroutineはいいです。簡単に並列実行できます。本質的に難しいところは難しいのかもしれませんが、とってもいいところです。
インターフェースは、賛否両論あるところでしょうが、僕は好きです。実装が継承できないのは、うーんな気もしますが。それから例外がないのもちょっとなー。Javaのように例外でやり過ぎるのもどうかとは思いますが、例外のようなjumpが欲しいです。
ライブラリは、それほど使い込んでいないのでよく分かりません。まあ、最低限のことはできるぐらいはそろっています。最低限をどう定義するかは人によってまちまちでしょう。
ドキュメントがいまいち。まあ、僕はドキュメントはどうでもいいので、サンプルコードがかいてあればいいと思っているのですが、もうちょっと両方とも何とかならないかなー。
それから、まだ、チュートリアルちゃんと読んでません。長いです。英語です。会社のうさみみが、メーリスをつくったり、翻訳すると息巻いたりしています。翻訳してくれればちゃんと読むかもしれません。
と言うことで、嫌いじゃないですが好きにもなれそうにありません。Pythonのようにインターラクティブモードがあれば好きになれるかもしれませんが。
投稿者 : 大谷 弘喜 | 投稿日時 : 2009.11.13 18:33
jQuery派とクロージャ派
2009.11.10
クロージャは、最近一部で盛り上がっている言語のお話じゃなくって、Googleが先日公開したクロージャライブラリの方です。
社内ではjQuery派とクロージャ派、およびどちらの勢力にも属さない3つの勢力に分かれています。どちらにも属さない日和見主義な人たちは無視しましょう。クロージャ派の言い分は、jQueryのコアライブラリは独特すぎてついていけないというものです。foreachとかの使い方をみても、独特です。さらに、uiライブラリが貧弱というものです。現在提供されているものは両手で数えられるぐらいしかないので、他のライブラリを見れば見劣りします。
jQuery派は、まあ、いろいろ考えてはいるようですが、純粋に技術的なことに関して言えば、GoogleのUIはシンプルすぎるとか、たくさん機能があるけど、今すぐ必要なものがないだとか、あげくに、IEじゃ動かないでしょ!とかいいだします。大体が言いがかりです。そして、技術的な議論をしたいのに「だって、Google嫌いだもん。結局Microsoftみたいなもんでしょ」と。
今会社で一番必要としていたのはUIライブラリなので、どうがんばってみたところでjQueryは不利です。 でも、jQuery派の人はクロージャに宗旨替えをしようとしていたのですが、話の成り行きからそれができなくなって頑なになっています。さて、どうなるでしょう?
投稿者 : 大谷 弘喜 | 投稿日時 : 2009.11.10 18:14
アリエルにはボーナスがないという噂
2009.11.09
来月はボーナス月です。アリエルには伝統的にボーナスがないです。業績分はともかく、基本的にボーナスって言うのは年俸を18でわって3を掛けたものを6月と12月にまとめて払う仕組みです。3じゃなくって、もう少し少なかったり多かったりする会社もありますが、そこは誤差です。会社がよほど業績が悪くない限り、ボーナスはもらえるはずです。
アリエルができた時から給料は年俸制でした。 年俸を12でわったものを毎月もらうか、18で割ってボーナス月に多くもらうか、自分で決めろと言われました。これは、人によって選択できるようにしようと、当時の社長は考えていたらしいですが、すぐにめんどくさくなって12で割ったものになりました。計算がしやすいように年俸も12できれいに割り切れる値になっていました。
さてさて、僕は選択を迫られた一人ですが、ひょっとしたら僕しか選択を迫られなかったかもしれません。結局、僕のせいで12でわるというのが残ったのかもしれません。で、12でわった方がいいというのは、できて間もない会社だったので、いつつぶれるかわかりません。ボーナスは前払いではなく、後払いです。先延ばしにして、もらえるはずの時に資金がショートしてもらえないと悲しいです。もらえるときにもらっておくのが吉です。という打算的な理由がありました。
なので、同じ年俸でもボーナスがある会社よりも一月の給料は多いです。
で、ボーナスがないと書きましたが、業績がよければ期末にボーナス(と言うかよく分かりませんが・・・)があります。これは業績と評価によって決まりますが、このおかげで、実際の年収は多分、他の会社よりは高いかもしれません。 業績分を社員に還元しているいい会社なのですが、他の人がボーナス月で浮かれているときには何もないので、寂しいと言えば寂しいのかもしれません。僕はなれてしまっているのであまり感じませんが、先日社員の人にちらっと言われました。でも、この仕組みをちゃんと理解していなかったようですが・・・。
さて、今は当時と違って会社がなくなるかもしれないという危機感は必要なくなりましたが、 会社ができた時はそんな感じだったというお話でした。
投稿者 : 大谷 弘喜 | 投稿日時 : 2009.11.09 19:54



