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大谷 弘喜
2009年03月17日
会社や世間(ひょっとしたら限られた僕の周りの世界)のスタンスとしてはNotesは古くさいシステムなので、さっさと今時のシステムに乗り換えちゃいましょう!です。まあ、確かにそういう側面もあるんですが、Railsにしても、それ以外のWebフレームワークにしても、かなりの労力がCRUDにあって、そこにわずかばかりのロジックをフレーバとして加えているだけです。
Notesは数十年前の古くさいシステムですが、クライアント・サーバで不定形文書を扱うCRUDに特化して、そこそこ効率的に開発できていたと思います。まあ、別の言い方をすれば、効率的すぎたのかも知れません。
インターネットがそのあとやってきて、Notesにもインターネットの影響を受け始めたときぐらいに、僕は新入社員でした。 Webに対応するためにノーツのテンプレートの中などにJavaScriptやらHTMLがいびつに入り込み始めました。それに加え機能は肥大化してどんどん重くなりました。でも、最近Notesを触る機会が増えたのですが、最近の感想は「Notes/Domino軽いじゃん」ということで、ハードウェアの進化は偉大かもしれません。もしくはデータ量が足りないだけかもしれません。いずれにせよ、数年前にNotesってほとんどのユースケースでオーバースペックじゃないかな、と思い始めました。まあ、Dominoの中にLDAPサーバはいらないし、メールサーバもなくていいです。いらない部分をそぎ落として非定型文書のCRUDに特価した開発環境で、DominoがいびつだったWebからのアクセスも、コーディングレスでかなりのことができれば面白いんじゃないかなー、というあたりで、今のアリエルの製品コンセプトが練られ始めました。まあ、簡単に言えば、Webに対応したスモールNotesです。まあ、マーケティング的にはNotesのエンタープライズの市場とサイボウズだとかのローエンド市場の間にニッチがあって、そのニッチからNotesのエンタープライズ市場に食い込めないかとか、なんとかでっち上げたような気がします。まあ、僕はマーケティングの人ではないので、好き勝手なことを言っていただけですが。
その後のお話はまた今度。
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