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大谷 弘喜
2009年04月14日
働き蟻たちはずっと働いているようにみせかけて一日の大半を遊んでいるそうです。かつて、僕の友人は原稿を締め切り間際まで書かないのは、一気に書き上げるための準備(モチベーションを上げることも含めて)をしているからと言っていました。
プログラマはずっとPCに向かって何かを作業しています。周りから見ると真面目に黙々と仕事をしているように見えます。実は蟻たちと同じで大半は遊んでいます。僕の感覚では、優秀なプログラマーたちは大体1割か2割ぐらいの時間で一日の8割ぐらいのプログラミングをしています。のこりの時間で2割ぐらいのプログラミングをしています。たまに、この時間に漫画を読んだり、居眠りしたり、あからさまに遊んでいることがあります。馬鹿な経営者はこの時間も働かせようとします。こうした無駄がなくなれば、生産性があがると思っています。8割の時間のアウトプットを少し上げると、2割の時間の 最高出力はでなくなります。結果としては、全体の生産性はさがります。馬鹿な経営者はさらにもっと長時間働けば生産性があがると勘違いしています。まるで工場のようです。でも、集中力なんて強制されてそんなに長く続くものでもないし、やっぱり生産性は下がります。
優秀なプログラマーは何も言わなくても勝手にコードを書きます。なので、ほっとけばいいのです。管理したり、何かの枠にはめようとすると、どんどん逃げていきます。逃げなくても、だんだん、仕事の量が少なくなっていきます。なので、偉そうな人たちの仕事は、プログラマーの邪魔をしないことです。
困ったことは、優秀じゃないプログラマーも優秀なプログラマーを見習って8割の時間を遊んで過ごすことがあります。残りの時間を、優秀なプログラマの1割の出力で仕事をします。でも、まわりからみると、区別がつきません。 そして、それをみた経営者はプログラマーにもっと働かせようとします。
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