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踊るプログラマ物語


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大谷 弘喜

2010年03月03日

スパイスの足りない開発

社内で時々、「開発は顧客志向が足りない」とか言われます。多分、顧客志向は、言い出した人がいい言葉を思いつかなかっただけで、問題の本質ではないです。まあ、それを問題の本質のように考えてしまう人もいます。すると、話がかみ合わなくなります。顧客志向が本質じゃないというのは、僕は今のところ、ほとんど顧客のことを考えていません。僕が見ているのは、営業とサポート、コンサルの人たちです。

社内で問題なのは緊張感と言うか、当事者意識だと思っています。ある程度大きな組織だと違いますが、ベンチャーなどの小さな組織だととても重要です。たとえば、社内の誰かが困っていても(質問してきても)、何もしようとしません。他の誰かが答えてくれるだろうと思ってか、何もアクションがとられません。また、自分のやるべきことを限定して線引きしてしまっているからです。まあ、もう一つの原因は、スーパーマンがせっかちにも他の人がやらないことをやってくれちゃうからです。(スーパーマンは僕ではないです)

僕は自発的に解決されることを期待して、自分ではなるべく作業しようとしませんでしたが、やっぱり、言わないの無理なのかもしれません。自発的な行動が起こる前にスーパーマンがやっちゃうかもしれません。

解決策として、顧客志向だからと言って顧客先に営業なりコンサルト一緒に行けばなんとかなると幻想を抱いている人もいます。僕は実際に客先に行くことがありますが、そんな風についてこられても迷惑です。気分転換にはなるかもしれませんがね。当事者意識がなければ、同じ時間と空間を共有しても何も変わりません。

と言っても、実際の顧客からの緊急時のプレッシャーにさらされていると、何かが変わるのも事実です。でも、それは顧客先に出向くこととはそれほど関係がありません。

まあ、ブランチのメンテナンスでとっても忙しいときに、営業の案件でついて行ったり、○×表みたいなのをちょめちょめしたりしていて、さらに何かトラブルがあってそのサポートを行っててんぱっている時に、のどかな笑い声が聞こえてくると、イラッとすることがあるので、単なる愚痴かもしれません。

まあ、開発だからとか、いろんな理由で変な線引きをせずに、もうちょっと手を出せばいろんな世界が広がるのになー、と。会社を立ち上げた直後って言うのはそういう線引きがない世界だったなー、と。


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