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踊るプログラマ物語


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大谷 弘喜

2008年07月15日

本当にマネージメントしたいのか?

別にマネージメントに専念することを否定するつもりはないのですが、会社の年寄り連中じゃない開発者に聞くと、マネージメントを将来やりたいと口を揃えて言います。正確には、ハッカー気質じゃない人たちです。今、会社でマネージメントをしている人(僕も含めてね)はあんまり、マネージメントをやりたくないので、いかにして人に押し付けようか考えています。そのため、マネージメントをやることを後押しする傾向があります。

さて、なぜ、マネージメントをやりたいかという、あまりはっきりした理由はなさそうです。アリエルは会社を始めた人たちがハッカーを指向して、今もその傾向があるために、それとは違う方向を模索しているのかもしれません。ただ、僕は、業界全体がプログラマより、設計する人の方が偉い、設計する人よりマネージメントする人の方がえらい、マネージメントしない人は出世コースから脱落した人のような印象を与えているのかもしれません。業界全体というより一部のメディアなのか、何なのか・・・。

で、マネージメントする人って結局、雑用係です。進捗の管理だとか、計画を作るとか・・・。プログラマがメインで、マネージメントする人って言うのはその周りにいる補佐役です。特にアリエルではその傾向が強いです。ただし、マネージメントだけに専念しないでコードも大量に書くので補佐役という感じが薄れるのかもしれません。それでも補佐役は補佐役でメインの座はコードを書くプログラマです。かれらは仕様の決定から実装、ユーザ環境の想定まで、彼らが思っている以上の権限を与えられています。補佐役はそれらの仕事が滞りなく行われているかみているだけです。

次に、雑用係以外の側面は、開発以外から不要なプレッシャーを受け止めることです。必要なプレッシャーはそのまま、末端まで流してもいいと思っていますが、不要なプレッシャーも沢山あるので、メインの人に無用のプレッシャーが行かないようにします。まあ、中間管理職の悲哀です。

そのくせ、いろいろと責任があってうれしいことはあまりありません。マネージメントを指向するなと言うことではなく、少なくともアリエルではエースプログラマが一番偉いんです。マネージャよりも偉いんです。最終的な仕様はマネージャじゃなくプログラマが決めるんです。かっこいいでしょ。

部長よりも、社長よりも 、プログラマが尊敬される会社なんです。で、僕はマネージメントしたくないので、今はマネージメントをとある若者に押し付けようとしているんですが・・・。


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