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大谷 弘喜
2008年10月20日
いつの間にか強調されなくなっていますが,アリエルでは会社ができて以来,「早めのレビュー」という文化があります。早めのレビューと言うのは,ソースコードを完全に動かない状態でもリポジトリにコミットして他の人のレビューの対象にしようというものです。実際にはコミットしたからと言って常にすべてレビューされる訳ではありませんが,えらーい人とか,ひまそうな人が時々レビューしています。
早めのレビューは,手戻りをなるべく少なくするためのものです。多分,ソースコードに関してはペアプログラミングが一番いい「早めのレビュー」だとは思います。残念なことは,僕がペアプログラミングが嫌いなことなんですが・・・。
さて,「早めのレビュー」は出戻りを少なくするための工夫なので,実装とテストを短くするとか,仕様策定からユーザの評価までの時間をなるべく少なくするとか,いろいろ拡張されてきました。今ではXPだのアジャイル開発だの言われたりもします。
さて,ソースコードの早めのレビューは当たり前のことのようになっていましたが,過去にはいろいろ諍いもありました。年配のエンジニアの方はテストを通っていないコードは頑にコミットしないようにしていました。テスト前でもコードをレビュー出来ていれば実装の方針などをもっと細かに煮詰めることができたりします。
コンパイルが通らずに製品全体がビルド出来ないとか,そういうものは困りますが,そうでなければなるべく早めにコミットしていつでもレビュー可能な状態にしておくのがアリエルのスタイルです。
いまでもこの文化をなかなか理解してもらえない人がいますが・・・。
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