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「規格化すると整理した気がする」のはなぜ?

2009.09.30

ライフハック心理学

「規格化すると整理した気がする」のはなぜ?

心理学

認知リソースが節約されるから

ノート

野口悠紀雄さんが「超」整理法で、角2の封筒に規格化することを強く推奨しています。 また、多くの整理術や掃除術でも、規格化の重要性を強調しています。

なぜ、人は「同じようなものがずらっと並んでいる」と、整然としているように思うのでしょうか?

そんなことにストレートに答えてくれる心理学の知識には、なかなかお目にかからないのですが、認知心理学に、「人は、何かを認識するのに、けっこうエネルギーを要している」という指摘があります。

つまり、目の前になにかがある場合、それに注意を払って、それがなんであるかを認識するのには、手間暇がかかっているということです。そして、なんであれエネルギーというものは、使われるよりは使われない方が助かる、というシステム上の都合がありますから、エネルギーを節約してくれるような「もののありよう」を、認識する側は喜ぶわけです。

というわけで、同じ種類のものだけが入った引き出しは「よい状態」に見えますし、カオスな引き出しは「ダメな状態」に見えます。ほとんど何も置かれていないテーブルは「よい状態」に見えますし、ごちゃごちゃした机は「ダメな状態」に見えます。

何らかのモノが「マイナスのエネルギーを発する」というのではなく、私たちの心が、認識のしにくい状態を、「認識にエネルギーを要求しやがるから、悪!」と価値づけたがるわけです。

投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2009.09.30 23:39

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