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「アルツハイマーのクスリ」

2007.09.25

<アルツハイマー>ワクチン飲んで治す 脳の「老人斑」撃退

この研究自体については、私の知っている人がアメリカの大学で研究していることもあって、非常に目新しいニュースというわけではありません。しかし、この段階まで至ったということは非常に喜ばしいことです。

日本は世界で1、2を争う長寿大国ということもあって、認知症、アルツハイマーの問題は、実に深刻です。しかし精神障害のほとんどの話題と同じく、この手の深刻さに強い興味を抱くきっかけとなるのは、肉親の誰かが何らかの症状を患われた場合でしょう。

アルツハイマーの「悪玉」としてやり玉に挙げられるのは、「βアミロイドたんぱく」。これを「何とかすれば」病状は改善できるはずというのが、このテーマをものすごくおおざっぱにした場合の「結論」ですが、なんと飲み薬でそれを「何とか出来そうだ」というのが毎日新聞の記事内容です。

「悪玉」は難しい名前になっていますが結局のところ「タンパク」なので、「免疫」という問題としてとらえれば、「何とかなりそう」な感じがします。実際そうだったようで、動物を使って実験した結果、βアミロイドタンパクに対する「抗体」を作ることが出来るようです。

ただ、ワクチン、抗体という話になりますと、厄介な問題が「副作用」。副作用問題に関しては私自身、生まれた頃からのぜんそく、アトピーもちということで、ワクチンだとかホルモンだとかいった話になると、過敏に反応してしまいます。

毎日新聞のニュースの肝は、「どうやら副作用がひどくならないワクチンが、口から摂取できるようになったらしい」という点です。安全性に万全を期すために「これから研究を続ける」わけですが、5年前に私がアメリカで聞いた話に比べると、ゴールまでの距離は相当に縮まっているという印象を持ちました。

投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2007.09.25 18:29

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