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「負の強化子」のもとを作る

2007.12.07

最近話題のレコーディング・ダイエット大橋悦夫さんの「禁煙ハック」などは、基本的には心理学で言うところの「負の強化子」を応用した事例でしょう。

「負の強化子」とは、「何かイヤなことをしないで済む」という「ご褒美」を利用することで、特定の行動動機とすることです。ふつう、「ご褒美」といえば「何かを与えられる」(正の強化子)ことですが、「何かをとり除かれる」というご褒美もありますね。(トイレ掃除免除とか。)

レコーディング・ダイエットでは、食べたものを片端から記録するという習慣を、まず形成する必要があります。そうした後に、「食べなければ記録をつけなくても済む」という動機になりうるわけです。

大橋さんの「禁煙ハック」では、たばこを吸う片端からメールを自分に送信しなければなりません。そうした習慣を形成した後に、「吸わなければ自分にメールしなくて済む」という動機が形成されます。

もちろん家計簿にも、同じような効果が期待できます。お金を使わなければ、家計簿に付けずに済みますね。

それにしても、初めのうちはどうして、食べたものを記録したり、たばこを吸ったことをメールしなくてはならないのかという、「習慣を形成する問題」が出てくることは出てくるかもしれません。

こちらは「正の強化子」つまり、「やったことにご褒美をともなわせる」ことで習慣化します。つまり「たばこを吸ってしまったらメールする」のではなく、「自分にメールしたら、そのご褒美としてたばこを吸っていい」ことにするのです。

ちなみに私自身は、「自分にメールしたら、ジュースを一本買っていい」ことにしてから、(ジュースを買うタイミングと、メールするタイミングを逆にしただけですが)、メールするのがはるかに楽になりました。

これは一〇回も続ければ、すぐに習慣になります。

投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2007.12.07 11:54

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