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ネガティブなモチベーションはどこまで使えるか

2007.12.19

世の中、というよりも人間、表があれば裏があります

私は「やる気」に関する本や記事をあちこちで書くなどしてきましたが、それでもあまり表立ってとりあげなかったものがあります。「裏側のモチベーション」です。

例えば私は「やる気」を出すための三項目としてよく

・承認欲求
・見通し
・フィードバック


などをあげます。切り口や文脈によっては他にもあげられないことはありませんが、だいたいこういったものです。つまり「表」のモチベーション対策なのです。

では「裏」とは?
たとえば、

・嫉妬
・復讐心
・憎悪
・抑えがたい生理衝動


などといったものです。

こういったネガティブ・モチベーションを素直な形で表現すると、ほとんど犯罪、もしくは完全な犯罪行為になってしまいますが、これを裏側に隠し持ちつつ、ポジティブな生産性へとつなげることは、あり得ることです。

たとえば強い嫉妬心を心に抱きつつ、爽やかな笑顔で猛勉強や猛練習に励むとか。(競技はなんでもかまいません。同じ事です)。

あるいは、同僚や上司に「殺意」に近い感情から、け落としたいという気持ちを仕事のモチベーションとして活用するという、方法と言うよりも現実もあるでしょう。

むろんこういった感情を長く持ち続けるのは、本人の肉体・精神衛生上あまり好ましいことではありません。ただし、普通この種の感情は、十日と持続しません。三十日も六十日も当然のように持続しているとすれば、油が延々注がれ続けているためです。

この種の感情は、長期間継続しない代わりに、理不尽なほど強まることがあるので、「起爆剤」としては使えることがあります。「裏モチベーション」の1つの特徴として、承認欲求も見通しもフィードバックも、必ずしも必要ないというところです。

前向きな「やる気」には全然なれない場合には、こういう起爆剤で自分を乗せてしまうきっかけを得る方法もあるでしょう。

投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2007.12.19 16:24

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