『継続力』セミナー
2008.01.25
数多の人が、色々なアプローチで語る「継続」についてですが、昨日セミナーの質疑応答を聞いている最中、色々な視点から考え続けて
やはり、継続力とはターゲット行動の習慣化だ
と自分では大まかに再確認しました。
今私は、何かが調べたくなったらコントロールキーを二回叩きます。ご存じ、グーグル検索窓の呼び出しですが、これとても初めのうちは「継続力」を必要としていました。
「力」が必要な理由は二つ。
1 ターゲット行動を思い出すこと
2 思い出したことを実行すること
「あ、このキーワードで知りたいことがある」と思ったとき、コントロールキーを二回叩くことを思い出せなければ、私だとFirefoxを開くでしょう。もっと昔であれば、電子辞書を。さらに昔なら、あきらめていたかもしれません。
継続「力」が入り用なのは、行動パターンを変えたいからです。人間は基本的に習慣の力で生きています。だから、どんなことであれ非常にたくさんの行為をすでに「継続している」ということになります。
このように、「記憶再生力」が継続力の主要な要素を担います。もう一つが、再生した行動を実行するための実行力です。コントロールキー二回くらいならなんでもありませんが、思い出してもやりたくないことは、あるものです。
そこで今度は、「実行するための情動」を思い出す必要が生じるわけです。その場合に役立つのは、成功体験などの強化子ということになります。
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2008.01.25 14:34
「それ昨日だった? 一昨日だった?」
2008.01.24
これと同じで、最近の記憶の中から、「昨日起こった出来事だけ」を思い起こそうとすると、困難を覚えます。三十年前の出来事と、昨日の出来事を対比するのは、容易ですが。
私は未だに訳あって二台のPCを使って仕事をしているのですが、同期のトラブルなどに見舞われると、非常に困った状況に陥ります。「最新のファイル」と「最近のファイル」の状態が一致しておらず、どちらが本当にとっておきたい状態なのか、見比べてもにわかに判断できないのです。
時間的にはどちらの方が新しいかは分かっても、それだけを判断基準とするわけにはいきません。後から更新した方の更新は、それほど重要な変更でなかったということも多々あるからです。
時にどうしても重要な案件の場合には、ファイル比較ツールなどを使ってがんばることもありますが、何ともホネの折れる作業です。時間もかかります。それに、わずか半日のうちとはいっても、すべてのファイルについて比較検証などしている余裕はありません。
こういう問題をいきおいややこしくしているのは、二台のPCが基本的にそっくりの状態になっているからです。パッと見ただけではどこが違っているのかがほとんど分かりません。人間の認知はコントラストに頼るため、きわめてよく似ているものの「違い」だけを抜き出すような作業には、もともと向いていないのです。
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2008.01.24 13:54
「ふりだしに戻る」のはへこむ
2008.01.23
ということは、「ふりだしに戻る」事ほどモチベーションを損なうものはありません。
その意味で、「Webツールとかけて女性用シャンプーと説く」は面白いエントリです。それに、大切なことです。
ウェブツールは私もよくチェンジしがちです。たとえばMTからはてなに移行するとか、FC2からMTに移行するとか。人によっては容易な作業なのかもしれませんが、私にとっては「すごくがんばって、すごく時間をかければ、できなくもない作業。でも不備が出る」ものです。
もう少し一般的なところで、携帯電話のアドレス帳や履歴など。最近は移行するためのサービスも充実してきたので助かりますが、何もかもが網羅されているわけでもありません。もっとも、昔ひどい目にあった立場からすれば、今はまあ「パラダイス」に近いです。
そういうわけで、各種サービスの乗り換え時における、インポート・エクスポート機能について、1消費者としては開発者さんに期待するところ大にならざるをえません。
ですが、さすがにエクスポート機能の充実については、「乗り換えられる側」のメリットが感じられないかもしれません。
しかし、新規参入する側が、「インポート機能」を驚くほど充実させるなら、これは人気を博すのではないでしょうか。
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2008.01.23 14:48
iTouchに追加アプリ
2008.01.22
最近話題になっているのは、Mac Book Airの方だと思いますが、私の中ではiTouchの追加アプリの方がはるかにホットな話題です。
ただし私はマックユーザーではありませんし、iPodもあまり聞いていませんでしたが、iTouchだけはとても好きなので、その辺を加味して本エントリをお読みいただければ幸いです。
【メモ】ソフト
大いに期待しましたが、期待は半分ほどしか満たしてもらえませんでした。フォントが美しく、速度もそこそこなのはとてもいいですが、PCに送る手段はメールが基本。また、画面Touch式のキーボードは、とてもいい出来だとは思いますが、それでも使いやすくはありません。
【株価】ソフト
何か自分がいっぱしのことをやっている気持ちになれるという意味では、面白いソフトです。現実には、PCでチェックすればいいという話です。20分遅れで、せいぜいグラフの表示があるだけですので、「実用的」とは感じられません。
【地図】ソフト
これは非常によいです。おそらく今後、もっとも使うようになるでしょう。iTouchの画面がもう少し広ければ、紙の地図を見ることは本当になくなってしまいそうです。趣味以外では。携帯でも同じようなことができそうですが、操作性と見た目が全然違います。
【天気】ソフト
悪くはありません。ガジェットの【お天気表示】だと思っていただければ。
【メール】ソフト
押さえどころはキッチリ押さえてあるソフト。私はGmailですが、ラベルに対応している点には、感心させられます。時々内容が表示されなかったりするところが微妙。
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2008.01.22 14:02
作業に必要なリソースを目に見える形に
2008.01.21
先週行ったセミナーで、「時間」というのは、少なくとも自分が使えるリソースとして考えれば有限のものなので、使いすぎたり、目的以外のことに使いきってしまわないように注意する必要がある、というお話しをさせていただきました。
現実の作業にかかる「リソース」として、もっとも意識させられるのは、「時間」と「やる気(精神エネルギー)」です。これを厳密に定義するのは難しいとしても、簡単にいうと、「気合いを入れて短時間」にできる仕事量と、「淡々と長時間」でできる仕事量とが、まずまず一致するだろう、という程度のことです。
その「時間」の「使いすぎに注意する」とは言え、具体的な方法が問題です。「残り時間」はリアルタイムでは見えません。時計を使って分かるのは、「現在時刻」であって、引き算してもせいぜいの所「帰宅までまだたくさんの時間がある」といった程度の認識を持つだけです。
すると、ある作業中に他のことが気になったりすれば、「時間」をそちらに回してしまっても、自分が何をしているのか気づきにくくなります。 これはちょうど、カーナビがない時代には道を間違っても、しばらく進むまで、そのことに気がつかずにいたようなものです。
カーナビがあれば、コースを外れたことにすぐ気がつくでしょうが、リアルタイムで自己状況を把握できない状況では、そんなことは不可能なのです。私は作業の「カーナビ」として、以下のような「タイマー」をディスプレイに表示させています。
たとえばこの記事を書くために使えるリソースは残り「2分」。これで「寄り道する」のはかなり馬鹿げています。でもタイマーがなければ、そうは思わず、「行き詰まったからちょっと一息」などと言い出しかねません。
これを昔は「意志薄弱」と言ったりしてきましたが、これは意志の問題ではないと思います。
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2008.01.21 14:17
能動的に継続するのは難しい
2008.01.19
iKnow。私も続けています。それほど熱心にとは言えませんが、とにかく続いてます。他にひとつもオンライン学習など続けられていないのですから、これは私としては驚異です。
なぜ続くのか?
――それは、受動的に勉強できるから――
というのが、正直な私の実感でした。
大橋さんの記事の中で、「電車の中での読書を続けている」事例がありました。このときふと思ったのが、なるほど読書を「続けるぞ!」と思う人にとっては、読書とは継続の対象でしょうが、「できれば本を読む時間(冊数ではなく)を減らそう…」と思っている私にしてみれば、読書は「悪癖」に似たものです。
私はなぜ、電車の中で本を読んでしまうんだろう? 今はあきらめましたが、以前そう考えたことがあります。友達や、場合によって恋人とのデート中でも、無意識のうちに本を読み出して、怒りを買っている自分に、少し羞恥心と罪悪感を感じたときでした。
そのときのことを思うと今でもよく分かるのですが、読書は私にとって、現実逃避の手段なのです。だからこそ私にとってはかなり耐え難い「長時間のフライト」(私は飛行機が怖いのです)に備えるとき、やや強迫神経症気味に、本を飛行機に三十冊も積み込もうなどと、馬鹿なことをしてしまうのです。
読書とは、私にとってはテレビと非常によく似ています。どちらも、私が受動的であっていいと言ってくれます。仕事は、自分が能動的にならなければ、一歩も前に進みませんが、本は違います。構成、文脈、面白いエピソード。全部先方が用意してくれます。私はただそれを読んでいけばいいだけです。何よりいいのは、現実を忘れさせてくれるところです。
テレビゲームもよく似ています。そして、iKnowもよく似ているのです。制限時間を設け、今何をしなければいけないかを明らかにしてくれます。その指示に従って、即時的にタイプするだけで、正解か誤答か、今後どう勉強していくべきか、何もかもお任せで進められます。
続けることそのものは意識的には行うことができません。できるのは、目の前の「やるかやらないか」という二択に対して「やる」と答え続けられるような場を作ることです。と大橋さんは述べています。継続というのはあまりに能動性を要求されては、頓挫してしまいます。意識的に向かうことが求められるのは、取りかかりの初めだけにするのがよいわけです。
できればそのときですら、そこ(たとえばiKnow)に「逃げ込む」のが最善と思えるような状況を作り出すことです。
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2008.01.19 15:44
MIW・エンパワーメント講座
2008.01.18
MIW(ミュウ):千代田区男女共同参画センター
主催セミナーの講師を務めさせていただきました。
第1回 2008年1月17日(木)18:30~20:30寒い中、たくさんのかたに参加いただきました。
やる気の高め方をみにつける
どうもありがとうございました。
以下、私自身の簡単な雑感を述べさせてください。
「やる気」の質問は主に3通りにわかれた
・家事にやる気が向かわない
・他人のやる気をどうにかしたい
・休息・睡眠とやる気の関係について
その他
・途中から来られた人のためにアウトラインがあった方がいい
・ヤーキーズ・ドッドソンは興味が惹かれる(スポーツ心理学)
・小脳の記憶の話にはもう少し時間を割く必要がある
・時間帯別の精神力のピークと、睡眠時間の個人差の話も盛り上がった
・仕事を小分けにする実践例を、より細かく具体的に出せたらよかった
・ホワイトボードは非常に有効だが、非常に広い部屋だったため、後ろの人には見えにくかったかもしれない。
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2008.01.18 14:46
情報共有は「自然に」起こらない
2008.01.16
「なぜ情報をオープンにするといいのか?」と考えるより、「情報を徹底的に閉鎖している組織や社会がどうなるか?」を見た方が、情報公開のメリットを、手っ取り早く理解できそうです。
「徹底的な秘密主義」として真っ先に私の頭に浮かぶのは、「秘密の帝国」であった旧ソ連です。破綻する直前にはグラスノスチ(情報公開)が行われましたが、結果的には手遅れでした。
とは言え、情報を明かさなかったり、保持しておくもっともな理由はあります。そもそも、守秘義務ということもありますし、情報の希少性が、多大な利益を生むこともあるからです。
だから、「情報共有が大事」と言われても、そうそう「情報共有」が起こらないのは自然なのですが、秘匿するに価しない情報であっても、なかなか共有されていかない、心理的な理由も考えられます。
私自身、大橋悦夫さんと、最近ではペアを組んで仕事をさせていただいていると言っていいほどなので、当然「情報共有」は大切になってくるのですが、情報には
1 守秘義務がある情報
2 守秘義務はないが、明かしたくない情報
3 守秘義務はなく、明かしても明かさなくてもいい情報
4 守秘義務はなく、積極的に明かしたくなる情報
があると思っています。
このうち、1と4は悩まずに済みます。1は守秘義務があって明かせない。4は、当然共有されていきます。
2と3が問題です。ここで「情報共有には価値がある」と強く自覚しておかないと、2も3も結果としては共有されないことになります。
すると要するに、4の情報しか共有されないことになります。
「あえて」情報共有する志向性を持っていない限り、「情報共有」というものは自然とは進まないものです。
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2008.01.16 18:02
「夢のイメージ」を動画にする
2008.01.15
「なりたい自分をイメージしなさい」と、よく言われますが、「なりたい自分のイメージ」はたいていスナップショットです。
私たちの「成功した自分のイメージ」には、未来のことだから当然とも言えますが、大事な何かが抜け落ちているはずです。
ここに、夢想した目的にあわせて、モチベーションを維持していくことの難しさがあります。目的とやる気との間には、不協和があるのです。
比較的積極的な気持ちで何かを夢見ているときには、夢想しやすいことが頭の大半を占めます。しかし、職場のデスクや、自宅のパソコンに向かったときには、どちらかといえば扱いにくい乱雑な状態が、知覚の99%を占めます。
そしてやる気の大半は、その乱雑な状態をこれ以上乱雑にしないようにすることや、若干の整理を可能にしてくれることだけに、注ぎ込まれます。夢に向かって具体的な行動をとる「やる気」は、どこか遠いところにあるような感じがするものです。
次の引用は、『グズの人にはわけがある』からです。
夢はあいまいだ。私たちが望むもののぼんやりしたイメージにすぎない。トロフィー、豪邸、百万ドルの小切手、自分を尊敬のまなざしでみつめてくれる人、南の島の誰もいない海岸などがその例だが、まるで映画のように豪華で壮大なことがあっても、それが断片的であることにかわりはない。
![]() | グズの人にはわけがある リンダ サパディン ジャック マガイヤー Linda Sapadin ネスコ 1998-02 by G-Tools |
断片的であることが問題なら、イメージを具体的な動画にする必要があります。そのようにイメージしてみると急に、「未来の自分もまた、やりたくもないことをやらされている」可能性に気づくでしょう。
このイメージにおいて、「成功しているにもかかわらず、やらされているやりたくないこと」の正体が分かれば、そこに達成への重要な要素が含まれていると考えられます。
なぜ、成功した自分は、成功したにもかかわらず「そんなこと」をしているのか?
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2008.01.15 18:30
オーダーの数をイメージする
2008.01.14
というのも、こうしたツールの多くは、タスクの数がそれほど多くない使い始めのうちはよく機能してくれるのですが、タスクのオーダーが異常に増殖するにしたがって、色々な問題が発生するようになるからです。
たとえばタスクの数が急増すると、急に動作が遅くなるツールがあります。これは使っている私の側の責任もあるでしょうが、使いにくくなることはたしかなことです。
一般に私たちの頭では、10を大きく超えたオーダーを、いきなり想像することはあまりありません。初めから、1万とか10万と、単位自体が大きい場合は別として、1カタマリでとらえようとするときの数は、多くてせいぜい10です。
けれども、雑に扱っているとタスクの数などは、時に百にも達してしまいます。もちろんそんなにタスクはこなせませんから(少なくとも私には)、きちんと「伐採して」あげるべきなのですが、その「伐採中」の動作が極端に遅くなったりするようだと、やはり困ってしまいます。
オーダーの数が、ムダに大きくなってしまう状況が、どのくらい想定してあるか。これを想像してあげることが、新しくツールを使い始める際の、ひとつの基準になります。
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2008.01.14 12:43
そこそこな人のロール・モデルを
2008.01.12
読んでいてとても面白かったのが、梅田さんは一度「シャーロック・ホームズのように生きたい」と真剣に思ったことがあるそうです。
私立探偵になりたいということではなく、シャーロック・ホームズのように、
ある専門性が人から頼りにされていて、人からの依頼で何かが始まり急に忙しくなるが、依頼がないときは徹底的に暇であること
に自分の志向性を見いだした、ということでした。
なるほど、と思いました。私たちは「他人がどう生きているか」という知識をあまり持っていません。そういう知識に事欠かない職業というものもあるかもしれません。しかし普通の人が「生きるロールモデル」として持っているものは、
家族の生き方
親友の生き方
伝記に載るほど有名な人の生き方
犯罪者の生き方
くらいのものではないでしょうか。
現に、人は少なからず他人のロール・モデルを模倣します。梅田さんも模倣、参考することをすすめているように、模倣自体は良いと思うのですが、模倣の対象が少ないようです。
パッとテレビや雑誌で読む人の生き方を参考にしようとすると「成功者か犯罪者」の真似をしなければならなくなります。実際成功者をロール・モデルにしている人はたくさんいますし、短絡的に犯罪者の真似をして、捕まっている犯罪者もたくさんいます。
ですが私のような人間が、本当はもっと知っていていいロール・モデルは、「そこそこうまくやって生きている人」たちの生き方です。
私でしたら、大学院の心理学科をどうにかこうにか卒業し、細々とでも研究員として生計を立てている人や、出ている大学の学科は声楽科なのに、プログラマをやって「食いつないでいる」人、などです。
こうしたロール・モデルは探し出さなければなりません。探しても見つかるとは限りません。黙ってテレビを見ているだけで、知識がどんどん増えていくのは、凶悪犯罪者の半生ばかりです。彼らに関しては、ロール・モデルの分析研究まで行われています。(たとえばプロファイリング捜査のために)。
私は今年、もう少し興味の対象を変更して、自分の生き方に近い人々のロール・モデルに関する知識を増やしたいなと考えました。今年の目標のひとつになるかもしれません。
![]() | ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687) 梅田 望夫 筑摩書房 2007-11-06 by G-Tools |
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2008.01.12 15:52
体内時計をメンテナンスする
2008.01.11
中にはまだ「正月ぼけ」が続いているという方もいらっしゃるでしょう。かく言う私自身が今ひとつ本調子に戻れていません。
こういうことを自分が言う場合、もしかしたら自分の「本調子」を過大に評価しているのかもしれませんが、「体内時計が狂っている」のを疑ってみるのもいいかもしれません。
時差が半日以上の土地に行くと、眠くなくても調子が出ないことがよくあります。人間の脳内には、日の出日の入りとは別の、独自の時計があります。
この時計は体内にあるわけですから、外界とはズレがあって当然なのですが、このズレが大きくなりすぎると、調子が狂うわけです。夜更かしして、お昼に起きるような生活を繰り返すと、睡眠不足にはならなくてもメンタル面で調子を悪くする、という報告もあります。
年末年始に「体内時計」を狂わせて、仕事を始めてもそれがすぐに元に戻らない。そんなことはよくありそうです。これは、「休みすぎで本調子に戻らない」と言うより、「時計の問題」と言えるでしょう。
この状態を戻すのは簡単です。早寝早起きすることです。体内の時計を、太陽の動きに合わせるということです。
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2008.01.11 23:59
iTouchをすすめる3つの理由
2008.01.09
iTouchがところどころで話題になっています。私も使用しているのですが、これは2007年に買ったものの中でも、ベスト1かもしれません。
ということで、気に入っているところを簡単に紹介しますと。
ビューワーとしては最高の出来
正直にいって、「10年くらい未来のツール」を使っているようです。写真を見るにせよ、ネットブラウジングするにせよ、すぐ電源が入り、すぐに見られ、すぐにページが切り替わる。これまでのビューワー・ガジェットをパソコンとすると、iTouchはテレビのようです。
縮小・拡大が非常に容易で任意
「ここを大きくしたい」と思ったとき、指でつまんで実現するというのは、何百回やっても不思議な感覚。しかも操作のストレスが全くありません。速度も軽快。フォントをかなり大きくしてもなめらかに見えるという技術も、これほど有意義だとは思っていませんでした。
なのに文字入力も可能
とは言えタッチタイプは無理。文字入力は私にとって、おまけ程度の機能です。しかしビューワー一辺倒ではなく、おまけ程度でも検索キーワード入力は容易にできます。これも出来ると出来ないとでは全く違います。
おまけに薄くて軽い
「3つの理由」といいながら4番目になっちゃいましたが、これはよく知られていることなので、特にとりあげることもないでしょう。ただ、今では薄型軽量は携帯の世界でも常識かもしれませんが、たいていの手帳よりもずっと薄いというのはやはり驚異的です。機能を考えればまして。
![]() | Apple iPod touch 16GB MA627J/A アップルコンピュータ 2007-09-25 by G-Tools |
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2008.01.09 17:43
ちょっといい話
2008.01.08
大地震やテロなどで、多数の行方不明者になると、アメリカでも日本でも「救助犬」が活躍しますが、どうやら救助犬には「人間」(他の生物?)を救出したいという願望があるようです。
古典的な行動心理学や初期のフロイト心理学では、この手の「心の温まる話」はまず認められません。簡単に言えば、「犬が人を助けるのは、その後で餌がもらえるため」です。他の理由はゼロと言っていいくらい、とされてきました。
エサや「褒められること」以外にどういう動機で救助犬が「人を助けたがる」のか、測定するのは困難なのですが、今では、事件発生からあまりに日にちが経って、行方不明者の生存可能性がほぼ0%という状況になると、救助犬の出動は打ち切られるそうです。
というのも、救助犬は救い出した人が生きていると喜びを感じる一方で、見つけ出したのが死者ばかりになってくると、やる気を失ってしまうらしいのです。食欲がなくなる犬もあるということです。
一方で、発見した人が生きていることが分かると、とてもやりがいを感じて生き生きとしてきて、仕事にも身が入るそうです。
これは以下の本に載っていたお話です。 もちろん解釈の余地は他にもあるでしょうが、そのまま受け止めれば心が和みます。
![]() | 考えてみれば不思議なこと 池内 了 晶文社 2004-12 by G-Tools |
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2008.01.08 13:32
マルチタスクというジャグリング
2008.01.07
| 象はポケットに入れるな! | |
![]() | トッド・ミュージグ ジョーンズ・ロフリン 倉田 真木 マガジンハウス 2007-12-20 売り上げランキング : 6010 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
この本で述べられていることの大半は、多くの時間管理の本で述べられていることです。そうした意味で、「切り口」の重要性について、またしても再考させられました。
タスク管理をサーカスにたとえてみれば?
本書を一言で要約するなら、そういうことです。手に負えないほどたくさんの仕事をジャグリングしなければならない主人公が、自分の仕事をサーカスにたとえることによって、上手なマネージメント法をマスターしていくわけです。
本書のいいところは、比較的ありきたりな時間管理術――たとえば仕事の優先順位をつけるとか、ライフワークバランスに気を配るといったこと――について、楽しい気分でさらりと総復習させてくれるところです。
あまり内容に斬新さがない――といってしまえばその通りですが、同じような内容でも、新しい物語に載せてもらえると、飽きずに学び直せる、と考えるとよいかもしれません。
とにかくマルチタスクに追われがちな私たちとしては、こういう考え方が無意識の底に沈むほど身についていて損はないでしょう。
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2008.01.07 14:22












