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ブレイン=コンピュータ・インターフェイス

2008.05.08

サルが脳を使ってマウスを動かす画像は、見たことのある人が多くいると思いますが、あれは「侵襲性」の装置で、「頭蓋骨を開ける」ことが必要になります。

人間が使うとなると(もちろんサルでも)、明らかに「非侵襲性」の方がいいのですが、脳内電気信号を直接キャッチするのに比べ、頭皮から発せられるシグナルで、はたしてPCを操作できるかどうかは難しいところです。

患者も医師も、できることなら手術で頭蓋骨を開けることなくBCIを機能させたいと考える。だが頭の外側に取り付けられたBCIが、埋め込み型の装置と同じレベルで脳波を読み取れるのかどうかは、まだ定かではない。ウォルポー教授が研究成果を発表するまでは、埋め込み型には及ばないというのが、専門家の一般的な見解だった。
進化する「脳-コンピューター直結インターフェース」
http://wiredvision.jp/archives/200501/2005011801.html

しかし先日GIGAZINEさんが上げた記事によれば、非侵襲性(頭をカパッとしない方法)の研究も進んできているようです。
脳信号を検出することによって、考えるだけでパソコンを操作するという技術をロシアが開発するらしい。これによって、障害のある人でも簡単にパソコンを使うことができるようになるとのこと。

頭に付けて念じるだけで動くパソコンをロシアが開発
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080508_russians_operate_computers/

動画を見ると分かるとおり、これはせいぜい、マウスを使ってぎこちなく絵を画けるといった程度ですが、基礎的なことができれば、話が一気に進むのがこの手の技術です。

となると、私のような人間が次に考えるのは、「文章を書けるようになるのか?」というところ。しかし一口に「文章が書ける」と言っても、概念を想えばそれを文章化してくれることと、文章自体を忠実に再生するというのは、かなり違います。おそらく前者は難しいでしょう。

後者であるとして、日本語にはさらに「変換」という難問が待っています。現在のFEPのごとき操作体系を、脳でダイレクトに操作するという方法も考えられますが、なんにせよいくらかの訓練が必要となりそうです。

投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2008.05.08 15:31

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