「ライフハック」はもっと多くてもいい
2008.05.12
私は仕事術と心理学の接点を見つけることが、現在の主な仕事になっているわけですが、中でも「やる気」についてあれこれ考えたり書いたりしている機会が多いと言えます。
これまた以前からずっと思っていたことですが、人間の「やる気」というのは、マクロな見通しによく反応するようです。
どういうことかと言うと、「計画」とか「アイデア」について考えることは、けっこう「やる気」になれるのに、それをいざ「実行」に移すとなると、急に「やる気」がしぼむのです。なぜなら、「実際に何かをする」時には、色々「ミクロな問題」に注力しなければならないのですが、それがなんとも気が進まないからです。
・今年一年間、毎日30分だけ英語の勉強をしよう!
と決意した時には、やる気はあったのです。それは本当です。実際に英語の本を開いたとたん、「やっぱりイヤになった」としても、やはり「やる気」があったことに違いはないのです。
「今年一年間毎日30分ずつ、30分×365でずいぶんできるようになる!」というのは、かなりマクロな世界のイメージです。それに対し、机について、椅子に座り、いきなり変な英文が現れてきて、そこでなんだかイヤになってくる時には、非常にミクロな世界で、精神力が機能しなくなっている状態です。
こんな時、ものによっては役立つのが「ライフハック」だと思うのですが、それが実際に役立つには、個々の場面に応じ、きわめてよくカスタマイズされた「ミクロな」テクニックである必要があります。
・英文が難しいというなら…
・目がしょぼしょぼするなら…
・眠いなら…
・肩が凝っているなら…
・これでうまくいくのか不安なら…
といった具合にです。つまり、「ライフハック」は、非常に具体的なトラブルに対応できる、きめ細かな「ちょっとした対策」であることが、ひとつの理想だと思うのです。そういうわけで、色々なパターンが必要に応じてカタログリストのように用意されていると、便利だと考えるわけです。
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2008.05.12 17:02





