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極限状況ではなくても

2008.10.21

誤った事実認識は悪い結果につながり兼ねない反面、強い精神的な要求を満たすために、妄想などの手段に逃げ込むことは多々あることだという。
極限下の人間は「妄想」で理性を保つ、米大研究
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2526455/3410600
 
特に極限状況ではなくても、自我を維持するために「夢見る力」を活用することは、人間誰しもよくあることだと思います。

私などは子供の頃から病弱で、寝てばかりいるような人間だったので、幼少期の大半は「妄想世界」の中で生きていたようなものでした。

極限とは言えないでしょうが、私は時々ひどい飛行機酔いに悩まされるため、(本人には「極限」的状況と感じられますが)、この手を使ってやり過ごすことが頻繁にあります。「妄想」というのは、心を一時的に強化する目的で、使い込めばとても使いでのあるものです。

「つまり、人間は感情の制御力を失うと、本能が“秩序”を必要とするようになる。たとえそれが空想上の“秩序”であっても」とウィットソン教授は話す。
 
ここの言い方は、面白いと思います。
そもそもここで言う「秩序」の正体は何でしょう?
それが分かれば、心理学上の大発見、とすら言えるような話でもあります。脳は夜な夜な夢を見ていますが、あれは明らかに「秩序」の中に組み入れなければならないはずです。それも、空想上の「秩序」の中に。

投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2008.10.21 23:50

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メールのギャンブル性

2008.10.21

ある大学の教授によると「メールチェックとギャンブルと同じように中毒性が高い」とも指摘しています。そこには「Variable Interval Reinforcement」なる心理法則が働いているそうです。これは「何回に一回か良いことがあり、かつ、それが予測できない状態だとそれを何度もやる傾向がある」ことを指すそうです。
メールチェックすると元の作業に戻るのに平均64秒かかる

いつも当たるわけではないが、ときどき大当たり。
このように生命体の行動を強化する報酬の与え方を、「ランダム強化」と呼ぶわけですが、ランダム強化は依存症につながることが、たびたび指摘されています。

話をメールに絞って考えれば、そもそも「メールが来た」からといって、それがそれほど「良いこと」かどうか、疑問の余地もあるのですが、それは私に友人が多くないからなのでしょう。

実際、ランダム強化というのは、ごくごくたまに「当たり」が来ればいいのです。誰だって、一通や二通の「当たりメール」をもらってハッピーになった経験はあるわけで、そもそも生まれて初めてメールをした頃のことを考えれば、それがちゃんと届きさえすればうれしかったのです。つまりメールに関しては、初期のうちに、かなり強く強化された。

その後もメールにランダム強化されている人は、たくさんいるでしょう。たまたま恋愛中であれば、その強化の影響は相当のものと思われます。簡単にコントロールできるようなものではない。

行動心理学的に言えば、いちばんいい対策は、メールを一切しないことになるのでしょうが、そうもいきませんし難しい。残る方法としてはとりあえず、

メールチェック時間を設けて、それ以外の時間はメールを無視しましょう。
 
なのですが、なかなか「精神主義」的です。もっといい方法がないか、しばらく考えてみます。

投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2008.10.21 00:41

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