やり方を変えていますか?
2009.01.12
年頭と言えば、今年の抱負や目標を立てる風習がありますが、計画がそのままうまく進行するということは、めったにあるものではありません。
人にもよるとは思いますが、計画がうまくいかなかったという話を聞く機会の方が、うまくいった話よりは、はるかに多いと思います。
Lifehacking.jpの堀さんの『情報ダイエット仕事術』に、「計画が思い通りにいかなくなる原因」が図解されています。
| 情報ダイエット仕事術 | |
![]() | 堀 E. 正岳 大和書房 2008-12-20 売り上げランキング : 2298 おすすめ平均 ![]() 「情報ダイエット」=情報とのつきあい方をスリム化することで生産性を向上させること。Amazonで詳しく見る by G-Tools |
その図では、トップダウン、つまりゴールに到達するために、最終目標から現在の行動を逆算するやり方が、実際には困難な問題を生むことが述べられていて、逆にボトムアップ式に、つまり日々の実際の行動が、中目標、大目標に向かっていることを確認しつつ、計画を進めた方がうまくことが多いということになっています。
私もこの考え方に賛成です。少なくとも、ボトムアップとトップダウンのギャップについて、もっと突っ込んで書かれている本が、ほしいと思います。
現実に計画遂行がうまくいかない可能性はかなり多様にあって、うまくいくという方が不思議なくらいなのですが、うまくいった人は、自分の方法の普遍性に自信を持ちがるものなので、せっかくの貴重なボトムアップの成功例が、抽象的で普遍的だが、必ずしも現実的ではないトップダウン式の、隙のない成功戦略として語られがちなのです。
どんなにすばらしい方法論や技術でも、モデルは抽象化された記号であって、そのまま現実に出てくることはできないので、実践する側としては、頻繁に試行錯誤し、やり方を変えなければなりません。その紆余曲折はひどいもので、記録を許さないようなことになると思います。
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2009.01.12 11:05





