セミナーで取り上げた書籍のまとめ
2009.03.31
ほとんどの方がメモっていらっしゃったようですから、余計なことかとも思いますが、一応昨日とりあげた本を、こちらにまとめておきます。
| 難しい性格の人との上手なつきあい方 | |
![]() | Fran〓@7AB7@cois Lelord Christophe Andr´e 高野 優 紀伊國屋書店 2001-03 売り上げランキング : 19620 おすすめ平均 ![]() 楽しく読めました。 難しい性格って!Amazonで詳しく見る by G-Tools |
| はじめてのGTD ストレスフリーの整理術 | |
![]() | 田口 元 二見書房 2008-12-24 売り上げランキング : 464 おすすめ平均 ![]() 頭の整理=生産性の向上 GTDの実践本としては最高 旧訳本は廃棄してしまいましたAmazonで詳しく見る by G-Tools |
| 会社に人生を預けるな リスク・リテラシーを磨く (光文社新書) | |
![]() | 勝間和代 光文社 2009-03-17 売り上げランキング : 79 おすすめ平均 ![]() ネットワーク型社会(by 踊る大捜査線) 募金はユニセフに 広く浅くではあるが、わかりやすい。Amazonで詳しく見る by G-Tools |
また、懇親会で『マニャーナの法則』が話題に。これについては、今後のセミナーで必ず登場するでしょう。
| マニャーナの法則 明日できることを今日やるな | |
![]() | 青木 高夫 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2007-04-05 売り上げランキング : 1290 おすすめ平均 ![]() 生活習慣がすっかり改善されました! やるリストばかりたまってうまくいってないときの新しい発想! タイムマネジメントに挫折した人にAmazonで詳しく見る by G-Tools |
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2009.03.31 23:36
昨日はどうもありがとうございました
2009.03.31
2009年3月30日の「マインドハックス研究会」は、予想以上に盛況で、また予想以上によい雰囲気で、開催してよかったです。お集まりいただいた皆さん、どうもありがとうございました。
今回は第1回ということで、「顔見せ」のようなものと考えていました。これでほとんどニーズがないようであれば、第1回で最終回、というつもりでしたが、有り難いことに継続を期待される方がけっこういらっしゃったようなので、2回、3回と続けていくつもりでおります。
いちおうの予定としては、
・仕事に役立ちそうな心理学ネタ
・タスクシュート中心のタスクと時間管理の話
・性格心理学と対人関係のこと
を中心に展開していきたいと思います。
告知はこちらと、「ライフハックス心理学」のブログで行いますので、どうぞよろしくお願いします。
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2009.03.31 23:26
現実逃避から得る力
2009.03.29
| 空中ブランコに乗る中年男 (講談社文庫) | |
| 西田 実 鳴海 四郎 講談社 1987-12 売り上げランキング : 458709 Amazonで詳しく見る by G-Tools | |
本書に登場する短編『ウォルター・ミティの秘められたる生活』は、心理学の教科書に時々登場する「傑作」ですが、必ずしもそれほどよくできた作品でもありません。
いわゆる自虐的暴露本といった作品の走りで、主人公のウォルター・ミティは、典型的に「さえない男」。奥さんに毎日ガミガミ言われ、なぜか駐車場では警備員に馬鹿にされ、歩いていると通行人に陰口をたたかれます。ここまでくると、現実の話と言うより、被害妄想なのではないかと思えるほどですが、そうなってもおかしくはないようなタイプの人ととして描かれています。
というのもミティは、すぐに現実から遊離して、白昼夢に走ってしまうのです。この転換がちょっと独特で、小説中、どこから白昼夢なのか、よくわからないかきかたになっています。もしかすると作家自身、こういう風に容易に現実遊離してしまうタイプの人なのかもしれません。
もちろん、妄想中のミティは、現実とはまるでちがいます。勇猛果敢な軍人として、部下たちを叱咤激励し、あるいは厚顔不遜な大犯罪者として、地方検事を一蹴します。要するにつねに偉そうです。現実世界では誰もかれもがミティに対して偉そうなのです。
作者はもしかすると、ただおもしろおかしく、そして少々はかない気持ちでこの作品を書いたのかもしれません。が、なんどか注意深く読んでみると、この作品で筆者は、私たちが現実を生き抜くための力の源泉のようなものの、その一端にかいま見せた作品という気がしないでもありません。
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2009.03.29 01:17
読書は脳を変えるの?
2009.03.28
| プルーストとイカ―読書は脳をどのように変えるのか? | |
![]() | 小松 淳子 インターシフト 2008-10-02 売り上げランキング : 6394 おすすめ平均 ![]() 文字と脳の刺激的な関係 文章を読む時、脳内部では何が起こっているのかを解説 読字障害は治療可能Amazonで詳しく見る by G-Tools |
文章も展開もちょっとクセがあって、読みやすい本ではありませんが、色々と読みどころがあって、考えさせられます。とくに、なぜか「子育て」について考えさせられます。
英文読解となると別ですが、だいたい日本語の本であれば、誰だって同じように読んでいるように、私なんかは無意識のうちに思い込んでいますが、よーく考えてみると「読字」というのはかなり複雑な認知テクニックとも言えるわけですから、一人一人、ずいぶん異なる「読み方」をしているはずです。
まず本書にそのことを、徹底的に思い知らされました。
そして、なかなかの博覧強記ぶり。シュメール人の「教育」だとか、楔形文字にまで言及した、「読書論」で、とても教養豊かになった気がします。
果たして私に子供ができたら、その子はちゃんと「読字」ができるようになるのか? そもそも私にしても、漫画にさくっとのめり込むほどには、読書にさくっとははいっていけない。それは、
読字技術が足りないのか、
そういうものなのか。
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2009.03.28 00:25
追記
2009.03.25
ところでそのタスクシュートによれば、「次は家計簿をつけること(9分)」とあったので、今家計簿をつけていたのですが、タスクシュートに家計簿機能がついていてくれたらいいのに、とこんな記事を読むと思うことがあります。大橋さんへの要請ではありません。
タスク管理ツールはふつう、現在に注意を集めるためのものですが、何となく過去へ目が向きがちになります。「やり残し」がそこに集中しているからです。
これに対してGoogleカレンダーなどの予定表は、未来に注意がフォーカスします。タスクシュートはおもしろいことに、タスク管理ツールでありながら、目は未来につねに向かいます。ここが私が愛する理由です。
ところで家計簿というものも、通常は目が過去へと向きがちです。過去、自分がどうお金を使ったかの記録であるから、当然です。予算を立てるということはできますが、後悔の念というものもあって、やっぱり注意は過去へと向かいがちです。
よほどはっきりと設計されたツールでないと、この感覚を逆転させるのは難しいものです。元に私もタスクシュートを使う以前には、タスクリストでタスクを管理していて、その間は過去に目が向きっぱなしで、それが当然だと考えていたと言うより、それ以外の感覚など知りませんでした。
先ほど、一身上の都合もあって、5月末日の、私の口座残高と現金は、いったいいくらか正確に教えれ!という衝動が強烈に突き上げてきました。現在の私のツールでは、「正確に」はムリなのですが、まずまずのところを苦労して割り出すことはできました。
タスクシュートのこの機能が実装されていれば、5月30日18:17現在の、佐々木の○○口座の残高、現金残高、郵貯の残高等々が、正確に教えてもらえるはずです。今すぐポメラを買うとそれがどう動くかまでもリアルタイムに反映してくれて。
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2009.03.25 23:40
Omni Focusを買いました
2009.03.25
ようやくMacにも使い慣れ始めてきて、Windowsを走らせて、めでたくタスクシュートもこれ一台に収まるようになったところで、Omni Focusを導入。そもそも、Macを買った理由はこれだった。
で、使用期限ぎりぎりまで悩み続けました。期待したほどは、使いやすくない。GTDを本格的にやっていないせいもあるでしょうが、期待の1万倍以上使いやすかったタスクシュートとは、全く反対で、これはちょっとムリをしないといけない。
で、ムリをして使い続け、とりあえず我慢できるようになり、かつ、完全に代替えできるツールはないと、結論しました。ので、買いました。ほんのちょっとだけ高いと感じている。使い勝手によく沿った感想です。
誤解のないように断りますが、すごいツールです。ToDoリスト管理として、これ以上望めないほど、あらゆる点で装備し尽くされている。が、ほんの何点か足りません。そこは、タスクシュートで補わざるを得ない。したがって今私は、オムニフォーカスとタスクシュートの併用です。
具体的に足りないのは、曜日ごとのルーチンを設定できない点。これはコンテクストの設定でやり過ごしています。それから、せっかくタスクごとの時間が見積もれるのに、その総和は算出してくれない点。ここを、タスクシュートで補います。
また、放っておくと「今日が期限のタスク」がどんどん増えていってしまうところ。(白抜きの赤で数字が表示されます。美しい!)ここは「想定の範囲内」だったため、当初から、「赤は何があってもゼロにする!」というルールで切り抜けます。
このためにも、私はタスクシュートを使います。タスクシュートに載せさえすれば、タスク処理実行率は約95.6%(先日計算)なので、何とか終わります。もっともこの数字、決して高いとは言えません。元もとタスクシュートは、終わりそうにないタスクは削り取られる仕組みになっているのに、それでも20個に1個程度は未処理タスクになるのですから。
ちなみに、オムニフォーカスで赤を「先送り」すると、オレンジの白抜きになります。これが増えると、明日が大変だという意味ですね。
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2009.03.25 23:17
Googleカレンダー+Gmailでタスク管理
2009.03.24
ああなるほど。これはシンプルでいいですね。
タスク管理のために、
・目標管理ツール「check*pad」
・Remember The Milk
・アリエル・マルチスケジューラ
など、色々使ってみましたが、
どうしても手帳で管理しよう、紙で管理しよう、メールで管理しよう、
などと右往左往し、結局長続きするサービスがありませんでした。
しかし、最近になって、ようやくしっくりとくるToDo管理方法を見つけました。
それは!
Googleカレンダーの予定にタスクを書き込み、
リマインド機能でそのタスクをメーラーで管理する。
http://blog.livedoor.jp/ikiradio/archives/50697983.html
個人的には、タスクはなるべく一元管理したいと思っています。理由は、タスク管理が複数個あると、どちらかがどちらかを参照先とすることになりやすく、「これをやれ。○○を参照のこと」とあるのを見た瞬間、やる気がなくなるからです。
とはいえ、じっさいには複数個あります。私が使っているタスクシュートには、「メール処理」という項目がありますが、これはとりもなおさず、「メーラーを参照のこと」と言っているのと同じです。
参照しに行くのがおっくうなら、参照すればしたで、タスクシュートに戻ってこなくなることも多い。
したがって、予定表とタスク管理ツールが一緒であってくれればそれに越したことはなく、メーラーとタスク管理ツールが一緒であってもいいほどですが、GoogleカレンダーとGmailでだけでタスク管理するなら、一応その形が整う格好になるわけです。
さらに、この方法の良さを紹介しているところで述べられているとおり、メールをアーカイブすればそこで先送りができる。そのタイミングでGoogleカレンダーに新規予定を作ればいい、というわけでしょう。
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2009.03.24 23:25
自分専用のゴミ箱を足元に置いて、こまめに捨てる
2009.03.22
机の上を整理整頓しておくためのハック集。
知らないと損する「デスクをきれいに保つ効果的な方法」活用法
昨日(3月10日)の日経産業新聞のビジネススキル面に「デスクをきれいに保つ効果的な方法を専門家に聞く」という記事があったので、備忘録として記事に。
書評ブログとして有名な「マインドマップ的読書感想文」より引用です。
私は最近「デスク」というとデスクトップのことを想像してしまって、その整理術にはそれほど興味なかったのでスルーしていましたが、これはリアルの机の方の話でした。
その整理術にも、やはりそれほど個人的需要が高まっていないのですが、こうした話は単純に好きなので、一読してみると、やってみたい整理術が次々に出てきました。
整理術に手を出すと、特別生産性が上がらなくても時間が多大に失われるので、今はやらないけれど、そのうち手を出してしまうでしょう。整理術に手を出すのは、趣味と仕事の両立なのです。私個人にとっては。
が、今すぐできて、普段から、やれば必ず効果が上がることを知っているのでやろうと思ったのが、タイトルのハック。
自分専用のゴミ箱を足元に置いて、こまめに捨てる
人間、ものぐさなものです。
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2009.03.22 23:40
花粉症なのか風邪なのか?
2009.03.22
この時期だと、どうもちょっと判断がつきかねて困りますが、いずれにしてもつらいですね。実に様々な悪条件が重なって、ここしばらくでは最悪の一時期かも。
そんな折、タイトルにつられて買って読みました。
| 忙しい仕事がウソみたいに楽になるうまい方法 | |
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100%ではないけれど、ほぼジョークな本です。役に立つようなネタもあるにはありますが、普通に考えれば、役立ちそうにはないような。
『ディルバート』の仕事術といった内容でしょうか。ちょっとちがうか。私はこういうのは好きですけど。
| ディルバートのリストラ社会生き残り術―対訳 (講談社バイリンガル・コミックス) | |
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投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2009.03.22 01:24
iMind Map Ver.3で遊んでいます
2009.03.20
なかなか楽しいです。
私は特にこういうもので、何か企画を立てるとか、そういうタイプではありません。本を書くときでも、マインドマップやツリーで整理すると行ったことを、じつはほとんどやりません。共著の時は、別ですが。
しかし、自分で描いたマインドマップを見るのは楽しいし、描くのも楽しいです。これがMacでできるとなると、なんだかやっているだけで「くりえいてぃぶ」な人間になれている気がして、それもまたよいです。まったくそうではないのですが。
パッケージも洒落ていて、家に取っておいてあります。こういうことをやっていると、家の中が箱だらけになって困るのですが、それでもとってあります。
| Buzan's iMindMap Ver.3 日本語版 Pro for Mac | |
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投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2009.03.20 16:34
Macの中のWindows
2009.03.20
Fusion2。想像以上によいです。
| Vmware Fusion 2.0 | |
![]() | アクト・ツー 2008-10-23 売り上げランキング : 134 おすすめ平均 ![]() 企業のMacユーザーは必携 想像以上 かなり良いかもAmazonで詳しく見る by G-Tools |
想像していたのは、「なるほどできるにはできるのだけど、ただ無理矢理やっているだけな感じ」といったところでした。
しかしこれは、まさにMacとWindowsの共存といった印象を受けます。もちろん、明らかに描画にムリが見られたりするところもありますが、タスクシュートのために、これを買った自分としては大満足です。実際、こちらの方が高速に動いている。
Windowsでコピーした内容が、Mac側のアプリでペーストできた些細なことにも感激したりしましたが、私が通常利用してきたほとんどのアプリが、Macのアプリと同じように、同じ画面で扱えるということが不思議です。
もうちょっと驚いたのが、Tera Station。LANで共有する外付けHDDですが、Macから見に行くと、日本語が文字化けしてしまっていたのです。しかし、これをMacの中のWindowsから見ると、ちゃんと読める!
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2009.03.20 00:31
やむを得ず「逆向」するときに
2009.03.18
| ひき裂かれた自己―分裂病と分裂病質の実存的研究 | |
| 阪本 健二 志貴 春彦 笠原 嘉 みすず書房 1971-09 売り上げランキング : 242287 おすすめ平均 ![]() 僕より若い 果たして実存と言えるのか?Amazonで詳しく見る by G-Tools | |
こんな本を今、読んでいます。もちろん、初めて読む本ではなくなんど読んだかわかりません。このように、自分にとってはなくてはならない本というのが、何冊かあるものだと思います。
こういうふうに、何度も同じ本を、それも時間をかけて読み返すというのは、時代に逆行しているだけでなく、私の職業の適性にも、逆向いているようです。
時代になんか、逆行していればいいじゃないか、という意見もあると思いますが、私は煮え切らない性格で、煮え切らない性格のまま、時代や自分の立場に真っ向から逆行すると、やはり不安になるので、逆行したり、順行したりと、行きつ戻りつを繰り返すわけです。
本書は、なんど読んでも、新しい発見の連続です。いったいいままで、どこを読んでいたのか、と毎回思います。私にとっては、1冊で100冊分にも相当するような本です。もちろん、そういう100冊を読んでしまっているから、そういう比較をしてしまうということもあります。
そんな私の逆向を、わざわざ支持してくれる本もあります。タイトルからして時代に逆行していますが。
| 本の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP新書) | |
![]() | 平野 啓一郎 PHP研究所 2006-08-17 売り上げランキング : 45154 おすすめ平均 ![]() 現代国語が得意な人向け 情報化時代に投じられた一石 ジャンルの好みで賛否が分かれる一冊。Amazonで詳しく見る by G-Tools |
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2009.03.18 01:17
心のスパム?
2009.03.16
おもしろい記事を見つけたのでご紹介。
「心のスパムフィルター」
爬虫類の脳があなたを賢くする 例えば、高い能力を持つ人、つまり記銘力が高く、適性試験でよい数値が出やすい人は、単に、不要な情報を「out of mind」に排除する能力が優れているのに反して、能力の低い人は無関係な情報を心の「in box受信トレイ」に乱雑に侵入させてしまいます。この違いは、まさに、より良いスパムフィルターをもっているかどうかの違いであるかもしれません。
じつは、この記事を以前どこかで読んだことがあったのですが、これはサイエンティフィック・アメリカンに掲載された、論文でした。 こういう、心をコンピュータやインターネットのメタファをつかってとらえるという考え方は、メタファが簡単にイメージできすぎるために、そっちに引っ張られる懸念もありますが、魅力的です。
余計なことで心があふれてしまうのを防ぐ。雑念に邪魔されない。よく言われることではありますが、雑念をあたかもスパムメールのように考えて、「よいフィルタを持っている人は、とてもスマート」と言わんばかりなところがおもしろい。
個人的には「雑念」というのは、余計な情報と言うよりは、御しがたい感情という気がします。それもまた「ノイズ」と言われればそうかもしれないけれど、内観的には同意しかねます。
が、それでもこうした考え方は私にとっても魅力的です。感情と言わず、情報といい、即物的にとらえ、フィルタするという。整理すれば、少しは心の負担が軽くなるなら、それもいいかもしれません。今私はまさに、そんな心理状態で、このブログを書いているのですが。
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2009.03.16 21:41
観察学習
2009.03.12
なかなか、ほほえましい光景ですね。
昔からよく、「ただ見ているだけでも、学習効果はあるのだろうか?」と自問したことがあります。明らかになるような気がすることもあれば、あまりないように思えることもある。
今では、少なくとも人間にとっては、「観察学習」に意味があることは分かっていますが、たとえば私がピアニストの演奏を見に行っても、ピアノは弾けるようにならない。
一方で、サルでも、歯磨きは観察学習できる。それは、手順なのか、技術なのかという線引きができそうに見えますが、私の場合、ピアノはムリでもスキーだと、うまい人に滑って見せてもらえば、直後は明らかにうまくなります。
技術と手順は、時に線引きが曖昧になるほど、接近します。
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2009.03.12 14:26
青信号を待つのはつらい
2009.03.11
時々思い出すことですが、赤信号で待たされるよりも、青信号を待つ方が、心理的には努力が必要な気がします。渋滞のつらさは、こういうところからくるようです。
衝動というのはおそらく、文脈によってスイッチがオンになったり、オフになったりするのでしょう。トイレに行こうとしたときより、トイレの前の行列を見たときの方が、尿意が厳しくなるような気もします。
似たようなことは食事や睡眠でもよく感じることですが、これをヒントにすれば、仕事に取りかかる衝動を、コントロールできる気がしないでもありません。
文脈は明示的なほど、よいのでしょう。ちょっとでも取りかかる準備に手間取ると、たちまちやる気がしなくなるのは、この反対の心理のようです。
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2009.03.11 19:18
脱線するなら
2009.03.09
最近、仕事中の脱線について、面白い記事がありました。このライフハック自体もためになりますが、個人的に脱線を完全に防ぐのは難しいと思うので、被害を小さく食い止める方法を一つ考案しました。
私は、以前から何度も言っていることではありますが、タスクシュートというツールを利用して、可能な限りすべてのタスクの時間を見積もっています。
いうまでもなく、大きなタスクの見積もり時間は大きくなり、小さなタスクの見積もり時間は小さくなっています。
脱線は、決まってタスク直前に現れます。休憩中は何をしていてもOKなので、定義状脱線は生じません。そこでですが、脱線するなら小さなタスクの前にやるべきです。
たとえば、6分と見積もっていた仕事の前後に脱線しても、被害時間はせいぜい12分。しかし、大きなタスクで、大きく時間が見積もられているときに脱線すると、30分以上もの被害に見舞われます。
これはきっと、6分しか見積もっていないのに脱線していると、すぐにタイムアップしてしまうことを意識するからです。しかも、6分で終わることにすら取りかかれない自己批判も強くなります。さらに、もともとほんの少しの時間の脱線で済ませるつもりだからです。
45分見積もりのタスクを前に脱線すると、時間がたっぷりあると思って、大胆に脱線するようです。しかしこういう仕事は、わけあって長時間を見積もってあるのですから、脱線の被害は大きいものになります。
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2009.03.09 16:31
セミナーのお知らせ
2009.03.06
お知らせです。 3月30日(月)に「マインドハックス研究会」というセミナーを、渋谷で開催いたします。
名前が仰々しいですが、どんな方でも気楽に参加できるようなものを目指しますので、お気軽にご参加いただければ幸いです。
概要として、次のようなことを考えています。
「記憶力を鍛える」
「集中力を高める」
「コミュニケーションスキルをアップする」
「潜在意識を活用する」
「右脳を刺激する」
「脳力開発」 など、
「心理」「脳」にまつわる自己啓発系の情報は至る所にあふれていますが、その根拠となっているアカデミックな研究については、意外なほど知られていません。
この研究会では、「日常生活の中の心理学」とか「ビジネスに役立つ脳科学」というものは、どういう発想に基づき、どの程度信頼していいものなのか、そんなことについて皆さんと一緒にあっさりと考えていきたいと思っています。
あわせて、「うつ」や「ADD」など、「心の風邪」などとよばれる話題が急に増えている昨今、「ストレスマネージメント」でできることは何なのか、その実践方法なども、少々紹介する予定です。
なお、この研究会はカウンセリングがテーマではありません。また、私はカウンセラーではありません。したがって、精神障害、心理療法、産業心理学などは、メインテーマではありませんので、ご注意ください。
お申し込みは、こちらのお問い合わせフォームから、お願いします。(「ライフハックス心理学」のサイトに飛びます)
「マインドハックス研究会参加希望」とコメント欄にご記入ください。
タイトル マインドハックス研究会
主催:佐々木正悟
協力:あすなろBLOG(パソナテック)
開催日程 3月30日(月) 19:30-21:00
場所 パソナテック本社(渋谷) セミナールーム(地図)
定員 40名
費用 3000円
タイムテーブル(予定)
19:00 開場
19:30 リラクセーションは有効か?
19:50 ライフハックのなかの心理学
20:20 隣のカウンセラー
20:40 質疑応答
21:00 終了
※ご希望の方があれば懇親会(会場別)
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2009.03.06 11:41
THE21の特集で取り上げていただきました
2009.03.06
| THE 21 (ざ・にじゅういち) 2009年 04月号 [雑誌] | |
PHP研究所 2009-03-10 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools | |
一分で「やる気」が出る技術
という特集です。
大橋悦夫さんと一緒に取材していただき、カラー6ページのかなりしっかりした特集です。よろしければ店頭などで、お手にとって見てください。
ピンク色の表紙で、ちょっと驚き。
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2009.03.06 00:40
白昼夢禁止
2009.03.05
空中ブランコにのる中年男。ぱっとしませんが、味のあるタイトルだと思いませんか。この本には、「ウォルター・ミティの秘められた生活」という、英文学と心理学で、時折登場する有名な小説が収録されています。
なぜ心理学かというと、この「ウォルター・ミティ」なる男は、あまりに自分の都合のいいモウソウに、容易に入り込みすぎるからです。
妻から頼まれていた買い物を思い出せずに通りを歩いていたミティは、新聞売りが裁判のニュースを叫んでいるのを聞く。
「これを見たら思い出すだろう」 検事が、銃をミティに差し出す。
射撃の名手であるミティは、右手でなくても、左手で銃が撃てると証言をする。法廷は騒然となる。
検事は、「かわいらしい黒髪の娘」になぐりかかる。ミティは検事のあご先に一発パンチをくらわせる。
「この野郎、のら犬め」…
「犬のビスケットだ」 ミティは頼まれていたものを思い出す。
http://www9.plala.or.jp/ohfusa-woodblock/yonde2.htm
この作者、ジェイムズ・サーバーは名の知れた作家なのですが、これを読んだとき私は、自分でもこれなら書けそうだと、作家を志した苦い経験を持ちます。
そういう私ですからお察しの通り、小、中、高校と白昼夢ばかり見て過ごしました。ほんとうに白昼夢ばかりでした。
そんな白昼夢に容易に浸るのを避けるには、板書をノートしていればよかったのですね。板書のコピーなんてあまり意味ないと思って、白昼夢ばかりにふけっていたのは間違いでした。以下の記事によると。
同大のJackie Andrade教授は、「いたずら書きのような単純作業は、主作業の能率に影響を与えず、かつ空想にふけるのを防ぐ効果があるのではないか」との見解を示した。
いたずら書きで記憶力アップ、英研究
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2009.03.05 01:30
「間」をはかる脳
2009.03.02
グループは、サルに2秒、4秒、8秒の待ち時間を別々の色で覚えさせ、該当する秒数のキーを押す作業をさせた。
作業時の脳の活動状態を調べたところ、前頭葉の内側にある「前補足運動野」で、時間の長さを特定する「A細胞」と、時間によって活動の大きさを変える「B細胞」が見つかった。
A細胞はデジタル時計のように数値で時間を識別する。B細胞は砂時計のようにアナログ的に時間を計る。脳はデジタルとアナログの組み合わせにより、行動を始めるまでの残り時間を計っていた。
おもしろい記事があがっていたので、ご紹介。
時間認知というテーマは、非常に認知心理学的だと思うのですが、研究成果が不十分なためか、教科書の中でもスペースが不十分だったりします。
タイミングを合わせることが必要な場面は、日常生活の中ではとても多く、いわゆる会話の中での「間」や、運転中にはかるタイミングなど、認知と運動に頻繁に関わっているはずです。
個人的には、テニスをやっているときに一番意識します。
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2009.03.02 23:24



楽しく読めました。
難しい性格って!


募金はユニセフに











