白昼夢禁止
2009.03.05
空中ブランコにのる中年男。ぱっとしませんが、味のあるタイトルだと思いませんか。この本には、「ウォルター・ミティの秘められた生活」という、英文学と心理学で、時折登場する有名な小説が収録されています。
なぜ心理学かというと、この「ウォルター・ミティ」なる男は、あまりに自分の都合のいいモウソウに、容易に入り込みすぎるからです。
妻から頼まれていた買い物を思い出せずに通りを歩いていたミティは、新聞売りが裁判のニュースを叫んでいるのを聞く。
「これを見たら思い出すだろう」 検事が、銃をミティに差し出す。
射撃の名手であるミティは、右手でなくても、左手で銃が撃てると証言をする。法廷は騒然となる。
検事は、「かわいらしい黒髪の娘」になぐりかかる。ミティは検事のあご先に一発パンチをくらわせる。
「この野郎、のら犬め」…
「犬のビスケットだ」 ミティは頼まれていたものを思い出す。
http://www9.plala.or.jp/ohfusa-woodblock/yonde2.htm
この作者、ジェイムズ・サーバーは名の知れた作家なのですが、これを読んだとき私は、自分でもこれなら書けそうだと、作家を志した苦い経験を持ちます。
そういう私ですからお察しの通り、小、中、高校と白昼夢ばかり見て過ごしました。ほんとうに白昼夢ばかりでした。
そんな白昼夢に容易に浸るのを避けるには、板書をノートしていればよかったのですね。板書のコピーなんてあまり意味ないと思って、白昼夢ばかりにふけっていたのは間違いでした。以下の記事によると。
同大のJackie Andrade教授は、「いたずら書きのような単純作業は、主作業の能率に影響を与えず、かつ空想にふけるのを防ぐ効果があるのではないか」との見解を示した。
いたずら書きで記憶力アップ、英研究
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2009.03.05 01:30





