シゴタノ!読書塾Vol.4 結果発表
2009.08.05
nokiba(佐々木正悟)です。 「シゴタノ!読書塾Vol.4 結果発表」がありました。受賞されたみなさん、おめでとうございます。
今回も、多くのエントリがありました。どうもありがとうございます。おこがましくも「選考委員」なので、すべて読ませていただきました。
私の選考基準は以前も書いたとおり単純で、「書評が面白いかどうか」につきます。もちろん、シゴタノ!には応募基準がありますから、これは満たしていることが絶対条件です。
その上で、「どういうのを自分は面白いと思うのだろう?」と考えてみたのですが、それは書評している方が、本の内容をよく覚えているかどうかと深く関わっています。
面白いこと、強い印象を受けたことは、覚えているものです。
ぜひ一度読んでみてください!これを読んで、面白いと思うことは、まずありません。面白いと思うより、「この人は、そんなに面白いと思った本の、どこが面白いと思ったか、自分でもう忘れているのだろうか?」といぶかしい気持ちになります。
本当に、面白いのですから!!!
今回、「佐々木賞」だった方のエントリは、引用に引き続き、次の書き出しで始まっています。
そうして口を大きく開き、舌を思いっ切り出すのがコツです。口を開けると肛門が開く事実を知っていましたか?「あーっ」と言いながら舌も一緒に出してみてください。 残便感なくすっきり出し切ることができます。初めて読んだとき、とても驚きました。「口を開ける」「舌を出す」が、トイレですべきことではない気がしたからです。「トイレに行く」
私もまったく同感でした。「トイレで口を大きく開ける」など、イメージとして生々しい。そういうことは、忘れないものです。「とても驚いた」から、覚えているのです。そのインパクトが、伝わってくるから、読んでいる側も「面白い」のです。
しかし、よくよく思い出してみてください。私たちは、ものすごくインパクトの強い文章を読んでも、忘れます。だから、書評するには、メモをとる習慣が、かかせないのです。あとから思い出しやすいのは、具体的な記憶内容ではなく、メタ記憶の方です。「この本のここに、こういう印象を受けた」という記憶は速やかに消失し、「この本は面白かった」という記憶がだけが残りやすいわけです。
nokibaでした。
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2009.08.05 14:17





