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「人が怖い」という問題

2010.08.10

「他人が怖い」というタイトルの本が複数あることからしても、「沈黙が怖い」というテーマの本が多数あることからしても、人との関係に悩んでいる人の多いことが分かります。

ただ「他人が怖い」という気持ちには、たくさんのバリエーションがあります。それをまず整理してみることも必要です。

たとえば、「人前で話すのが怖い」ということであれば、これはきわめて多くの人がそうなのであって、病的とは決して言えません。一方で、他人と顔を合わせるのも怖いということになれば、日常生活に支障を来しはじめます。

それから、「多人数が怖い」のか「一対一が怖い」のかという分類軸もあります。「多人数が怖いに決まっている」とは言えません。「一対一の面談が苦手」という人だっているでしょう。

それなりに経験があるものの、やはり私自身、「たくさんの人の前で話す」ことは怖いです。これは、「うまくやらなければいけない」からです。

それよりは少し怖くないもののやはり怖いのが、「異性の前で話す」こと(笑)。結局「価値観が見えにくい」相手の前で自分をさらすのが難しいのです。

人と顔を合わせることや、挨拶をすること、人に無関心に見られていることなどについては、私は怖くありません。上記二つのシチュエーションに比べれば、私の方に「うまくやる」必要はないし、「うまく話す」ことも求められていないからです。

つまりこわいのは

・技術(演技力を含む)を発揮できないと困る 

・よい反応を引き出せないと困る

・多人数が相手だと価値観がいろいろで困る

 からなのです。

逆に言うと、「それほどうまく話せなくても問題ない」「少人数の」「考え方がだいたい分かっている」人たちとなら、怖い思いをせずにすむでしょう。 

投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2010.08.10 16:21

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