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注意する対象をはっきりさせる

2007.10.23

昨日の「メンタルハックス」

たとえば、フロイト派のセラピストなら「抑圧」のせいだというでしょう。「食べた」ことを認めたくない心理機能が働いて、「食べなかったこと」にしたがっているのだ、と。

と書きました。岡田斗司夫さんが、現在進行で食べているものについて、記録を落としそうになったことへの、深層心理学(精神分析学)的な説明です。

思いっきりひどい事例、たとえば幼少期にレイプされたとか、たばこの火を押しつけられたといったことであれば、そういう「おぞましい体験」を覚えていたところで、それへの対策を幼児に打てるはずがないのですから、「意識の底に沈めて、忘れてしまう」というのも立派な対応方法です。

それが、抑圧と呼ばれるものです。

一方で、もっとずっと軽い抑圧なら、私たちの日常の中にいくらでも登場します。このことは、自分の作業記録をとろうとしてみれば、すぐに分かるでしょう。

あまり書き留めたくないことが、たくさん出てくるはずです(勉強しようと思った直後にテレビを見始めたことなど)。書き留めずにおけば、それらはすぐに忘れることができるのです。

しかし実際には、人が「忘れてしまいたい、意識などしたくない」と思っているのは感情なのです。事実そのもののことではありません。

「イヤな出来事」と一言でいいますが、実際のところ問題なのは、出来事にまとわりついている雰囲気、その色合いといったものです。それらは出来事の属性ではなく、出来事に対する感情が、雰囲気や色合いを感じさせているのです。

これらを分離すること。つまり、出来事から、出来事に対する感情を分離し、感情は忘れて、事件は忘れないようにすることで、出来事に対処することができるようになります。

というのが、深層心理的な「レコーディング」の意義だと考えられます。

投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2007.10.23 19:05

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コメント

名前:T-ka2007年10月27日 14:54

仕事なり生活の記録(行動記録)をとることが大切ということでしょうか。

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