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「ちょっとしたこと」をやり残して寝る

2008.02.02

これは私が、翌日にプレゼンを控えている夜など、「確実に寝ておきたい」時に使う睡眠ハックですが、誰にでも効果があるかどうかは残念ながら分かりません。

ハックは簡単で、「すべてを済ませてすっかり安心してから寝床に入る」のをやめて、「何かやり残したこと」をひとつわざと放っておいて、寝床に入ってしまうのです。

たとえば寝床の電気を消さずにおくとか、夜のうちに読んでおいた方がいい資料を読まずにおくとか、靴下をはいたまま寝るとか、そんな程度のことです。

そうすると当然、「やってから寝た方がいいな…いいな…」と心にひっかかります。そして私の場合ですが、たいていそのまま寝入ってしまうのです。

私はこれを「分裂催眠」と勝手に命名していますが、このカラクリは実存心理学者のV・E・フランクルが「逆説志向」といったカラクリに似ていると思います。「逆説志向」とはたとえば、緊張して赤面してしまう人を、「赤面する役」に配して舞台に上げて治すような療法に応用されています。

こうするとクライアントは、「赤面しよう!」とがんばりすぎて、かえって赤面できなくなるわけです。こうしたカラクリによって治療するわけです。

私が睡眠ハックに気がついたのは、「万全を期して」寝床に入ると、かえって眠ることができないと、子供時代に思い知ったからです。万全を期すと「さあ寝ないと!」と思いすぎて、かえって寝付かれなくなるような気がします。

しかしたとえば、読みさしの本を枕元においておくなどすると、「これ読んでから寝たいなー」というふうに気持ちがそれるので、かえって寝付くことができるようです。

少なくとも私にはこの方法が有効なので、おかげで「夜眠れずに困った」ということはありません。

投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2008.02.02 17:50

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コメント

名前:mr2008年02月03日 01:00

なるほど。参考になります。

何か好ましからざるものが思考を支配しないようにするために、わざと、何か別のもので埋めてしまう、そんなアプローチですね。

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