TOP > 作家の作業日報 > 「がんばれ」がいけない理由

あすなろBlogger

facebookに投稿 このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーを含むはてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加 この記事をクリップ! livedoorclip ユーザー数 BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク この記事をtweetする

「がんばれ」がいけない理由

2007.08.30

よく、「うつ」や不安障害の人に向かって「がんばれ」とかいってはいけないなどといわれていますが、あれはケースバイケースだと思います。もちろん、とりあえず言わずにおくのが無難、という指針になるでしょうが。

おそらく、特に深い意味もなく「まあがんばって」のように、言っている方も言われている方も無責任モードであれば、そう深刻な問題とはならないのでしょう。

ただそれが、理路整然と、あるいは少し追い詰めるような調子で「がんばれ」という言い方をされると、きつくなるのだと思います。それは、「うつ」のような心理状態になると、高次の精神機能を活性化させるだけの、十分な神経伝達物質やそのエネルギーが、枯渇してしまうからなのでしょう。

これは、「がんばれ」という言葉を「忌み言葉」にすることに、深い意味がないことを示しています。むしろ「がんばれ」と告げる精神とぶつかってしまうことが、問題を悪化させるのです。

自分の精神状態を制御するのは、そう容易なことではありません。覚えにくい漢字を覚えたり、一週間の旅行日程を頭の中でシミュレーションしたり、将来設計を立てたり、苦手な人とコミュケーションをとったりすることは、独特の心の負担を強いられます。言いかえると、「がんばる」必要があります。

そのような精神力を発揮しようとすること。これを「うつ」の患者さんに強いてはならないということなのでしょう。

投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2007.08.30 23:43

あすなろBLOGのトラックバック・コメントは承認制になっています。
すぐにブログに反映されませんので、ご了承ください。

トラックバック

鬱とモチベーション 
佐々木正悟さんの「がんばれ」がいけない理由にトラックバック。実は私も最近、少し...
「頑張れ」と言う言葉について 
どうもこんにちは。 今回は「頑張れ」と言う言葉について書きたいと思います。 まずは、この「頑張れ」という言葉ですが、仕事や試合等で応援する際に...

トラックバックURL


コメントの送信








カレンダー

2007年08月 >>

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最新のエントリー

最新のトラックバック

最新のコメント

Tag

バックナンバー