メールのギャンブル性
2008.10.21
ある大学の教授によると「メールチェックとギャンブルと同じように中毒性が高い」とも指摘しています。そこには「Variable Interval Reinforcement」なる心理法則が働いているそうです。これは「何回に一回か良いことがあり、かつ、それが予測できない状態だとそれを何度もやる傾向がある」ことを指すそうです。いつも当たるわけではないが、ときどき大当たり。
メールチェックすると元の作業に戻るのに平均64秒かかる
このように生命体の行動を強化する報酬の与え方を、「ランダム強化」と呼ぶわけですが、ランダム強化は依存症につながることが、たびたび指摘されています。
話をメールに絞って考えれば、そもそも「メールが来た」からといって、それがそれほど「良いこと」かどうか、疑問の余地もあるのですが、それは私に友人が多くないからなのでしょう。
実際、ランダム強化というのは、ごくごくたまに「当たり」が来ればいいのです。誰だって、一通や二通の「当たりメール」をもらってハッピーになった経験はあるわけで、そもそも生まれて初めてメールをした頃のことを考えれば、それがちゃんと届きさえすればうれしかったのです。つまりメールに関しては、初期のうちに、かなり強く強化された。
その後もメールにランダム強化されている人は、たくさんいるでしょう。たまたま恋愛中であれば、その強化の影響は相当のものと思われます。簡単にコントロールできるようなものではない。
行動心理学的に言えば、いちばんいい対策は、メールを一切しないことになるのでしょうが、そうもいきませんし難しい。残る方法としてはとりあえず、
メールチェック時間を設けて、それ以外の時間はメールを無視しましょう。
なのですが、なかなか「精神主義」的です。もっといい方法がないか、しばらく考えてみます。
投稿者 : 佐々木 正悟 | 投稿日時 : 2008.10.21 00:41
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