TOP > スペシャルコンテンツ > CTOインタビュー > news2u平田氏 > 第11回(1)news2u平田氏「大手通信会社からオフィスもまだないベンチャーに転職」
![]()

2007.10.04
CTOインタビュー第11回は、一部のファンの間で「ブログ神」と呼ばれる平田大治氏にご登場いただきます。平田氏は、現在、ニュースリリースポータル「news2u.net」を運営する、株式会社ニューズ・ツー・ユーの財務・管理担当取締役としてご活躍です。まずは、就職して、投資会社のネオテニーに参加するまでをお聞きします。

平田大治氏の略歴
1996年 日本電信電話(株)(NTT)入社
1999年 ネオテニーに参加(当時はまだ有限会社)
2003年 米シックス・アパートに参加(技術担当執行役員として日本法人立ち上げ)
2007年 (株)ニューズ・ツー・ユー 管理・財務担当取締役に就任
■就職したのはいつですか
1996年に日本電信電話(株)(東西に分割される前のNTT)に就職しました。会社が大きいので同期は3000人という規模でしたね。
■小さい頃から通信やネットワーク業界希望でしたか。
子供の頃からコンピュータが好きで、大学でも情報系を専攻するつもりでした。ところが、大学入学後、運の悪さもあって(笑)、実際には情報系ではなく、電気工学科に配属され、その後の研究室配属で、半導体の物性を研究テーマとすることになりました。その頃は、自分の好きなことを生業にしたり、大学での専攻をそのまま仕事にすることに何か違和感があったのですが、根は理系なので「何か研究したり物を作る」ことをやろうと思い、NTTの研究所なら面白いことができそうだと思い就職を決めました。しかし、入ってみると配属は研究所ではなく、事業開発のようなことをする部署でした。
■事業開発ですか。
最初に配属されたのが、マルチメディアシステム部マルチメディアモバイルプロジェクトというところです。簡単に言うと、今でいう無線LANを使ったマルチメディアシステムを使った事業を考えるという部署です。
■配属されてみていかがでしたか。
就職したら、今度は無線だなあ...と。
■いちから勉強ですか。
はい。個人的にラッキーだと思うのは、僕が大学にいたころは、ちょうど大学自体がインターネット化を進めている時期だったことでしょうか。1990年代初頭から、大学内のコンピューターインフラも大きく変化していて、ちょうどそのタイミングで研究室にあった先生のコンピューターを使わせてもらって、GopherやWebなどのサーバのセットアップと運用をしたり、研究室内のネットワーク整備などもやったりとインターネットの勉強を実地で学べるいい機会がありました。無線といっても、マルチメディアのための無線で、無線LANはインターネットアクセスのための無線であったので、インターネットという切り口でとっつきやすく、ひよっこでありながら、いろいろ学ぶ機会に恵まれたと思っています。
■マルチメディアですか。
この当時、多くの会社で「マルチメディアで世界は変わる」と言われていました。当時、NTTの中にはマルチメディアが冠につく部署がいくつかあったのですが、そのなかのひとつでした。
■お仕事は研究職ではないとおっしゃっていましたね。
職能制という意味では研究開発職能だったんですが、僕のいた部署は、研究所が開発した技術を基に、事業化、サービス化を検討するということをする部署でしたので、純粋な研究職というよりは、事業開発の要素の強い仕事でした。
■NTTで無線LANというと、なんだか規模が大きな仕事のようですね。
当時はまだIEEE802.11(無線LANの標準規格)の標準化が完了していませんでした。世の中的に、無線LANをコンピュータネットワークの一部として活用していくためには、さまざまなマルチメディア活用と同時に、標準化がおこなわれている必要性もありました。会社として、積極的に海外の規格団体に参加していたこともあり、社内にいても様々な情報に触れ、考える機会があり、よい経験をさせていただきました。無線LANの仕事の後は、自治体向けのマルチメディアシステムの開発などに携わりました。
■そのNTTも1999年に退職ですね。
はい。1999年の6月に退職しました。NTT3分割(東日本・西日本・コミュニケーションの3つに分割)の前日です。
■ずいぶん前から転職を考えておられたのですか。
自分のいた部署では、自分の研究したいテーマがあっても、そのテーマでどうしたら事業化できるかを、企画の段階で考える必要がありました。事業化が説明できないと、なぜこのテーマの研究があるのかが説明できません。だから、やりたいテーマに対して、企画、立案、調査、研究、開発、ついでに、営業、販売まで全部を考えておく必要があります。希望していた研究にかける時間は減りますし、大半の時間は調整業務になります。技術者として自分の腕を磨きたい気持ちもあり、また、わりきってビジネス側、事業開発を仕事にするにしても他のやり方があるのではないかという気持ちが蓄積していた中で、会社としては3分割の話がありまして、3分割後は、法人営業部門に配属される方向でしたので。
■法人営業ですか。
SE的なことをやるにしても個人的にはあまりうれしくないことなので、3年頑張ったし、一度会社を飛び出してみようと決意しました。
■退職されるとき、次は何をするか決めていたのでしょうか。
辞めるときには、次に何をするかということは何も決まっていませんでした。ただ、ネオテニーに行くことだけ決まっていました。
■決めずに転職ですか。
ネオテニーの伊藤さんには、「自分ができることはこれとこれなので、役に立ちそうなら使ってください。今後何をしたいかはまだ決まってません」と素直に言って雇ってもらいました。自分としては、2.3年くらいは何をするか考えるのに時間を使ってもいいと思っていましたね。
■ネオテニーの伊藤穰一さんとの出会いを教えてください。
NTTの同期入社に、御手洗さん(元CNET社長)がいまして、たまたまデジタルガレージのパーティーに連れて行ってもらいました。そこで、伊藤さんと名刺交換をしました。それから、いざ転職にするにあたり、面白いことをしている人は面白い会社を知っているだろうなと思い、自分の持っている名刺を見て、一番面白そうなことをしている人のところに話を聞きに行ったのがきっかけです。
■それが伊藤さんですか。
はい。ところが、紹介いただいたお話には結局縁がありませんでした。そんなときに伊藤さんが「何か新しいおもしろい仕事をしようと思っている」とおっしゃっているのを聞いたので、だったらそれが一番面白そうだと思い、「入れてください」とお願いしたところ、OKがでました。ほとんど押しかけですね。
■それで決まりですか。
それからが大変です。で、仕事に行ってみたら、「事業内容はまだ考えてない。これから考えようかな。」と言われ、僕が「じゃ給料どうしましょう。」と言ったら「いくら欲しい?」と聞かれ、そうだ、給与交渉をしていなかったな、と。
■オフィスもない状態ですか。
はい。僕のジョインは1999年7月ですが、仕事はまだありませんでした。最終的には、アメリカのベンチャーキャピタルであるJ.H.Whitnyから20億円という、大規模な投資を受けることになりまして、有限会社ネオテニーは株式会社ネオテニーとなり、ネオテニーはインキュベーター、投資だけでなくベンチャー事業の育成も手厚く行うベンチャーキャピタルのようなもの、そういった事業をやることに決まり、本格的な仕事が始まりました。
次回10月11日up予定
第11回(2)「投資会社での経験とブログとの出会い」
株式会社ニューズ・ツー・ユーの展開するサービス
ニュースリリースポータルサイト「news2u.net」
社内報をウェブ活用で簡単更新!「電子社内報news2u」
投稿日時 : 2007.10.04 09:06
あすなろBLOGのトラックバック・コメントは承認制になっています。
すぐにブログに反映されませんので、ご了承ください。
美容 | エンジニア入社準備金 | ipod shuffle | ipod nano | ipot touch | Vox | どうなるのか | iPhone5 | 第4世代 | Chris Martin | ColdPlay | 信楽 | 文具 | Pogo Sketch | 富士山 登山 | VoIP | デフレ | UR賃貸 | Nozbe | イーモバイル |
