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2009年06月01日
堀本さんは2005年の7月 いっぱいで会社を辞め、8月1日に渡米。8月15日から学校が始まった。来て見ると、駐在時に住んでいたキャンベルからほんの80キロほど北上しただけな のに、サンフランシスコの夏は陰鬱とした霧に包まれ、10度台に気温が下がる夜も多い寒い寒い夏だった。「毎日晴天、からっとした夏」を夢見てきた堀本さ んは
「何か違う…」
とがっかりしてしまった。
また、アメリカでの生活もいろいろ大変なことがあった。
堀本さんが渡米した前年の2004年に移民法が改正され、学生ビザで入国した人はソーシャルセキュリティ番号が取れないことになった。ソーシャルセキュリティ番号はアメリカの「総背番号」で、これがないと日常生活のセットアップの全てに支障をきたす。
まず電話が引けない。
本当は引けるのだが、申し込みの電話をかけた相手の担当者が「ソーシャルセキュリティ番号がなくても電話が引ける」ということを知らないのだ。
議論しても仕方ないので、断られるたびに電話をいったん切ってかけなおし、「ソーシャルセキュリティ番号がなくてもOK」と言ってくれる人が出るまで8回かけなおした。
さらに、夏休みが来てアメリカでインターンとして働くことになったときも、ソーシャルセキュリティ番号で泣かされる。働くにはソーシャルセキュリティ番号 が必須だ。インターンで働くためのビザもあり、会社からのオファーもあるので堂々と申請できるはずなのだが、役所の窓口の担当者が、「前もって番号が出せ る」ということを知らない。
「6月10日に仕事を始めるんだったら、6月10日以降にしか番号は出せない」
と一点張り。しかし、ソーシャルセキュリティ番号がないと仕事が始められないので堂々巡りだ。

今回は前回と違って、電話ではなく、実際にソーシャルセキュリティ管理をしている窓口にいかなければならない。とはいっても、事情が理解できない担当者と やりあっても仕方ないので、「わかっている人」にめぐり合えるまで、車で次々と窓口のある事務所を行脚した。それぞれの事務所で1〜2時間待たされては話 をして断られる、というのを繰り返し、ついにOKしてくれる人に出会えたのは4〜5ヵ所目の事務所だった。
【記事全文】
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