USB とは汎用シリアルバス
2008.12.04
の略です。Arduino ネタの続きです。
でここらの最近の「やさしいマイコン」の特徴....というか、接続はみんな(イマドキ当然に)USB です。ハテ?と思って今自宅機の裏を眺めましたが、シリアルポート(いわゆるRS-232C)もうないですね(苦笑)。
USBというと、転送速度とか127台まで繋げるとか、ホットプラグできるとか、いろいろなメリットがあるわけですが、ここで重要なのは、
バスパワーを供給できる
という電気的な性格だったりするわけです。結構意外....かもしれないこととしては、実は USB は、
4本しかケーブルがない
という事実、知ってました? でバスパワーを供給しますから、2本は Vcc(+5V)と GND(-)です。残り2本はペアになって動き、それぞれが信号に応じて+側、-側に動き、パリティとして働くようになりますから、実際の信号伝達に使うのは、
事実上1本だけ
なんです(実は3.0ではこれが「上り下り」に増え、「全二重」になるようです)。でも「シリアル」ですから、それでイイんです。それより電源を供給しちゃって、
あまり電気を消費しないデバイスなら、特に電源を考えなくてもOK
というのが、実はマイコンで何かする時にとってもうれしい仕様なんですよね。
しかし...というか、私は「Linux で動く」を基準にしてマシンをアセンブリしてましたから、世間よりも USB の採用が遅かったんです。要するに USB は
公的規格ではなくて、メーカー(コンパック・インテル・MS・NECなど)の共同規格
でしたから、21世紀の初め頃は
Linux のサポートが薄い....
という状況が一時あったんです。それこそ
ゲイツOSでしか動かない悪魔のデバイス(この言い回しを使ってる実例)
なんて言い方した時期がありますしね。Linux では 2.3.x で対応が始まり、安定版では 2.4系カーネルでようやく使えるようになった...なんて事情があります。やはり Linux は「私的規格のサポートはどうしても弱い」という宿命があります(そりゃ仕様を公開してくれないと作業できないです)から...
とはいえですねぇ、11/18 に新しい USB3.0 の仕様が発表されたようです。対応デバイスの登場は来年末くらいだと予想されますが、Linux どうだろ(下位互換性はあるようです)。
そういえば以前(一応21世紀だっけ)のマシンでトラブった対策で、大きいファイルを一晩かけてクロスケーブルでシリアル転送した記憶が蘇ります...通信速度は記憶してないですが、やたらと遅くて悪夢でした.....ふう。
投稿者 : 杉浦 こずえ | 投稿日時 : 2008.12.04 22:18





