秘奥義メルセンヌ・ツイスター!
2007.05.17
さて、前回のランダムの話の続きです。で、乱数生成器の話をいろいろと調べていたのですが、面白いものを見つけちゃいました。その名も「メルセンヌ・ツイスター」という乱数生成アルゴリズムです。
これ、日本人が発明したアルゴリズム(まつもとまこと氏。ちなみにご夫人は少女漫画家の明智抄!)で、擬似乱数生成器としては、現在最強のアルゴリズムとして知られているようです(ただし、漸化式から次の値を推測できるので、そのまま暗号用には使えません)。「最強」というのは、乱数の品質が極めて高く、極めて長い周期(219937-1)と高次元(623次元)に均等分布にする、という極め付きの品質を持つ、のにも関わらず、乗算・除算のような遅い計算がほとんどないので、極めて高速に乱数を生成します。
そういうわけで、メルセンヌ・ツイスターの擬似乱数アルゴリズムライブラリや、シミュレーションソフトでの採用がかなり進んでいるようです。
.....けど、このメルセンヌ・ツイスター、やはり萌えはネーミングですね。カッコイイです。ほとんどアニメの必殺技...と思っていたら、ジョークページがありました(苦笑)。
あと、このまつもとまこと氏が市民向けの講演会向けに書いた「りんごが落ちたって万有引力は発見できないさ -- 今の学問、社会のニーズに惑わされてない?」という小論は、面白いです。一読をすすめます。
投稿者 : 杉浦 こずえ | 投稿日時 : 2007.05.17 12:08
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