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コーラ・CPU・ディズニー

2009.01.14

三題話です。Arduino Gainerだということから、以前も少し触れましたが、

モノとオープンソース

という微妙な関係についてちょっと考えてみましょう。オープンソース・ハードウエアとは、

情報ではなくて、ちゃんと現実世界のモノとして存在するモノで、それがオープンソースに基づいている

という状態にあるモノの話ですね。現実世界のモノには所有権という権利があるわけで、所有権が比較的あいまいな情報の領域とは

世界が違う

わけです。ですから、オープンソース・ハードウェアの場合は、

設計がオープンソースだけど、材料を用意して作る人は、当然材料の所有権を保持するわけで、出来たものは作った人のモノ

ということになります。OK?

ですから、「設計という情報」がオープンかそうでないか、がポイントです。逆に言えば、設計という情報を囲い込むことで利益を上げる...という企業は、

現実的に、情報のコントロールで利益を上げるわけだから、一種の「情報」産業?

という見方もできないわけではないでしょう。そういう意味で見ると、

ARM
CPUの設計を著作権として囲い込んで、その製造パテントを売って、利益を上げ
ディズニーは
キャラクターのデザインを著作権で囲い込むことで、そのデザインの利用について課金して利益を上げ、
コカコーラは
そのレシピを秘密にすることで、コーラの重量としては、ごくわずかの原液を供給することで、利益を上げ、

というように、CPUメーカーであるARMはともかくとして、一般に「情報産業」とは呼ばれない企業も、

オープンソース・ハードウェアがあったら、ビジネスモデル的に競合するかも

という逆照射された見方で、「情報産業」と見ることができるのでは...とも思います。ですから、逆に

オープンソースのCPU
として、OpenSPARC とか
オープンソースのコーラ
として、オープンコーラとか(若干これ皮肉ですけどね)
オープンソースのキャラクター
というと、Linux のマスコット Tux とか Java のマスコット Duke とか。Tux はぬいぐるみを作るのならば型紙をGPLで提供してくれるそうです。Tux や Duke がミッキーの代用になる...かどうかは別、ですけどね(苦笑)

というように、オープンソースなハードウェアのための基盤がいろいろと実験されている...ということにもなっているわけです。ソフトウェアの世界をオープンソースが変えたように、

ハードウェアの世界も、オープンソースが到来?

なのかもしれませんよ?

 

投稿者 : 杉浦 こずえ | 投稿日時 : 2009.01.14 15:15

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