日本人が言うコミットメントと欧米人が言うCommitment
2008.04.29
最近、面白い一文を読みました。
よくコミットメント、コミットメントという言葉が
カルロスゴーンが出て後に持てはやされて
国内でも真似してコミットメントします!と
声高々に宣言するトップマネジメントが出てきていますが、
このコミットメントという言葉は
欧米だと相当なリスクをとる言葉らしく、
本来、
『神に魂をゆだねる』という
意味を持つらしいです。
この一文を読んで自分も外資に努めている以上
Commitmentという言葉を使うときには、
真剣に使わなくてはいけないということを
思ったのと同時に、
オーナー企業と、パブリック企業の
トップマネジメントではこの
Commitmentという言葉の
重さが違うというのも感じました。
会社は株主のものです。
これは疑う余地がありません。
そのためトップは株主の価値を向上させるため
毎年の売上、利益率の成長を目標として
経営します。
毎回のエントリーで書いていますが、
もし売上が伸びなくてもいいという
弱気な目標を立てる経営者がいたら
その会社からは転職した方がいいと思います。
そのためトップは目標達成に対して
Commitmentします。
『もし達成できなかったら辞職します!』
という言葉と共に。
そして、この言葉が実行されるかされないかが
オーナー企業とパブリック企業の違いで
外資の会社は多くがIPOすると公器として
行動するため、場合によってはオーナー社長よりも
より売上を伸ばすことができるマネジメントを向かえ入れます。
IBMのトップが多くのIT企業のトップに
ヘッドハントされているのをみると、これも事実です。
一方で日本のオーナー企業は、
IPOした後も、そのままマネジメントを続けて
キックオフなどで声高々と
コミットメントをします。
そして達成できなくても、そのポジションを維持します。
これは悪循環を生む原因なんじゃないかと最近思いますし、
オーナー企業の怖さを感じます。
これは正常な感覚ではないと。
日本の会社には良いところが沢山あり、
欧米には欧米の悪いところがありますが、
オーナー企業がコミットメントの言葉を
多用して責任が無い状態で
業務を推進しているのは
日本の会社の改善すべきところだと思いました。
というわけで、本日は外資と日系の
CommitmentとIPOという言葉が持つ意味の違いを
考えてみました。
投稿者 : 鈴木 達也 | 投稿日時 : 2008.04.29 16:54
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