「なぜ」は5回繰り返していますか?
2008.04.14
子供の頃は「どうして?」が口癖でした。
特に「宇宙」が大好きだったわたしは、毎日のように父親に質問を繰り返していました。
「どうして、空は青いの?」
「どうして、地球はまるいの?」
「どうして、月には空気がないの?」
「どうして、宇宙は膨張するの?」
「どうして、宇宙は宇宙っていうの?」
答えれなかったり面倒くさくなると父親は決まって
「そう決まってるんだよ。」と言いました。
「どうして、人を殺してはいけないの?」
「どうして、動物を殺して食べてもいいの?」
「どうして、血は赤いの?」
「どうして、わたしは産まれたの?」
子供の頃は、まわりにある全てが「なぜ?」のかたまりでした。
しかし大人になっていくにつれて、疑問を持つことをやめてしまった気がします。
与えられただけのものを自分の知識とし、「そう決まっている」で納得するようになってしまいました。
学校や組織に入ると「考えなくていい、言われたことだけやっていればいい。」という人もいます。そうやって思考能力を失っていくのは恐ろしいことだと思います。
有名なトヨタの生産方式に、「なぜを5回繰り返す」というのがあります。「なぜ」を5回繰り返すことによって、表面的な改革ではなく、問題の根本をしっかり突き止めていくというやり方です。
「なぜその問題が起きたのか?」
「原因は( A )だと思います。」
「ではどうして( A )になったのか?」
「それは( B )のせいです。」
「ではどうして・・・」
こうやって繰り返していくことで、物事の裏側に潜む因果関係が見えて、仮説思考力が磨かれていくのだそうです。
生きていく上で「直感」が命だと思っていましたが、それを裏付ける「仮説をたてる力」というのが重要なんでしょうね。
たまには子供の心に戻って、普段気にしないことにも疑問を持ってみることにします。
ところで、最初に上げた質問・・・
「どうして、空は青いの?」とか
「どうして、動物を殺して食べてもいいの?」とか
自分に子供ができて質問されても、わたしは上手く答えることができない気がします。
みなさん答えられますか?
投稿者 : 冨本 梨恵 | 投稿日時 : 2008.04.14 19:21
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