プレゼントにおすすめの絵本
2008.04.30
わたしは、ともだちの誕生日によく絵本をプレゼントします。
月曜日に参加したAMNブロガー勉強会の懇親会でそんな話題になったのですが、せっかくなのでここでもそのおすすめの絵本を紹介したいと思います。
よくプレゼントするのは、シェル・シルバンスタイン作の「ぼくを探しに」(原題は「THE MISSING PIECE」)。
そして、続編の「ビッグ・オーとの出会い」(原題は「THE MISSING PIECE MEETS THE BIG O」)です。
有名な絵本なので、一度は読んだことがあるかもしれません。
初版は1977年、ずっと愛されている本です。
絵本って、子供の頃に読んだことはあっても、大人になってから読み返すことってあまりないんですよね。子供ができると子供のために買うと思うんですけど、自分のために買うって人はあまりいないようです。
でもこれ意外と、普段絵本なんか読まなそうな男性にプレゼントすると喜ばれるんですよ。
何かが足りない
それでぼくは楽しくない
足りないかけらを探しに行く
ころがりながらぼくは歌う
「ぼくはかけらを探してる、足りないかけらを探してる、
ラッタッタ さあ行くぞ、足りないかけらを……」
「ぼくを探しに」のほうは、自分に足りない何か(カケラ)を探して旅をするお話。
「ビッグ・オーとの出会い」は、自分ひとりでは動けないカケラのお話。
似たようで違うお話。これは是非2冊セットで読んでほしい。
「何かが足りない」とか「一人は生きていけない」とか、誰でもこういった不安をかかえて生きていると思うんです。
大事なものを失ったり、進むべき道が見えなくなったり・・・ふと、孤独感を感じて、自分がちっぽけなものに見えてしまったり。
そうやって立ち止まってしまったとき、わたしはこの絵本を読みます。
この絵本に決して答えはなく、心の隙間を埋めてくれるわけでもないのですが、読み終わるとポンと軽く背中を押される気がするんですよ。個人個人の解釈は違うと思いますが、人生で立ち止まってしまったとき、きっと何か動き出すヒントを与えてくれると思います。

ぼくを探しに
シェル・シルヴァスタイン,倉橋 由美子,Shel Silverstein
ビッグ・オーとの出会い―続ぼくを探しに
シェル・シルヴァスタイン,倉橋 由美子,Shel Silverstein
色や背景はほとんどなく、線と点で書かれたとてもシンプルな絵なんですが、わたしはこの絵本の余白が好きだったりします。それは文章も現われていて、直接的な表現は使われていません。
だから、読む人によって、読んだ時期によって、いろんな捕らえ方ができるんです。そこが、何度も何度も繰り返し読んでしまう理由なんでしょうね。
投稿者 : 冨本 梨恵 | 投稿日時 : 2008.04.30 13:27
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