エネルギー費高騰の影響
2008.07.14
基本的に車社会のシリコンバレーでは、最近のエネルギー費高騰で仕事スタイルにも色々な変化が及んでいます。
① 通勤コストと就業時間の変更
特に家族持ちで大きな家を求めてシリコンバレーから片道1時間通勤の人にはガソリン代高騰はシリコンバレーの年俸でも通勤コストは苦しいです。
通勤コストを下げる為に様々な試みがあります。 よく直ぐ検討されるのは在宅ワークの増加です。 普通にプログラマーや開発系の人だったらエネルギー費高騰前からも制度がありましたが、 大幅に増えて会議等もWeb上のWebexやらGoToMeetingを利用すると言う制度です。
どうしても会社で作業をしなければ成らないポジションや会社の機材を使わなければ成らないポジション (例えば会社の研究室にある機材を使うハードウエア設計者やバイオテックエンジニア等)は、 週休3日制にして1週間に4日間出勤する制度があります。 4日間なので一日のコアタイムは10時間になります。
またコスト削減の為に無給休暇を実施する会社が増えています。 夏休みを家族と取る人が多い8月に1~2週間全社的に閉鎖します。 時給のスタッフの経費削減、空調などの電力コストの削減を目的としています。
蛇足ながら、ガソリン高騰の為、アメリカの高速道路での事故が今年に入ってから大幅に減ったとか。
② 出張コスト
アメリカ国内の出張と言えば、アメリカ国内線の利用になります。 大都市と地方都市を結ぶハブ&スポーク制になっているので、 一つのハブ都市での遅延が大幅に全体のシステムに影響を与えると言う弱みを持っています。 通常でも遅延や欠航が多く、 混雑が多いアメリカ国内線でシリコンバレーエンジニア達も出張を非常に嫌がる傾向が多いです。
出張嫌いのエンジニア達に朗報なのが、出張の大幅削減です。 代わりに前述のWeb上での会議システムを訪問先の取引先等と使うと言う事が増加しています。
また、出張先でもレンタカーをする事が多いのですが、必ず燃費の良い車を選ぶ事になります。 しかし、 レンタカー会社も昨年まで自動車メーカーと一括して大型車やSUVを購入していたので、小型車やエコカーの代数が少ないのが現状です。
シリコンバレーでもエネルギー費高騰は仕事スタイルにも大きく影響しているのは確かです。
投稿者 : トニー・チン | 投稿日時 : 2008.07.14 16:10





