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不況サイクル&シリコンバレー

2009.01.27

シリコンバレーにはシリコンサイクルと呼ばれる半導体出荷のサイクルやらテクノロジーサイクルについて良く語られます。  これは勿論ハイテクの景気がサイクル的な所があるからです。

私は大学時代をシリコンバレー近くのUC Berkelelyで過ごし夏休みをサマージョブを通じてシリコンバレーを体験したのがきっかけです。  85年の卒業間近にAMDでもインターンとして9ヶ月ほど働きましたが、 卒業した86年春にはちょうどシリコンサイクルの谷間の状態でした。

日本メーカーのメモリーダンピング疑惑などで、インテルなどが次々とメモリーを撤退してMPUに集中する戦略を転じている所で、軍備・ 宇宙産業に貢献していたハード・ソフトのメーカーが軍縮によって民生製品に戦略をシフトしようとしていた時代でした。  ここでシリコンバレーも大きく様変わりした記憶があります。

その後も幾つかの節目で産業サイクルのアップとダウンを経験して行きますが、 1990年代のインターネットバブル期から1999年に崩壊が近日では最もビックな変化だと思います。 

ダウンサイクルにはどうしてもシリコンバレーの夢を断念する人も出て、コストの安い他の街や州に引っ越す人が多いです。 

全般的にインターネットバブル崩壊後の爪痕からまだ完全に復帰していない状態が続き、今回の「100年に一度の金融危機」 をむかえています。 

ベンチャーキャピタル業界も再編する勢いで儲かっていない所が店じまいをするようです。 また、 エコやクリーンエネルギーにいち早く乗り換えたシリコンバレーのエンジニア達も居ますが結果が出るまではまだまだ時間が掛かりそうです。  シリコンバレーと言う土地的なインフラの弱み、そしてカリフォルニア州の財政破綻の危険性等・ ・・ ネガティブな要素はまだまだ沢山あります。

しかし、一般論的にまだまだシリコンバレーで働く人達は強気で楽観的な人が多いのではないでしょうか?  マインドがまだまだ冷え込まないし、仕事が3度の飯よりも好き!と言う人達が次の新しいネタを仕込もうという傾向が確かにあります。  更にシリコンバレーの景気がサイクルによって変化する事を多く経験している人達にとってはまた次の良い景気が必ず来ると言う自信にも繋がっているようです。  マインドが冷え込まないと言うのは大切な事だと思わせる最近です。

 

投稿者 : トニー・チン | 投稿日時 : 2009.01.27 16:25

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