プレヤー達の交代
2009.04.08
先週は色々な歴史的幕引きがあった一週間でした。
まずは、IBMがSun Microsystemsに買収交渉を始めました。 一応現時点では交渉中断となったようですが、 IBMがクラウドコンピューティングを目指して企業買収を行う動きの一つであるようです。
もう一つは、Silicon Graphicsの事実上身売りによる幕引きでした。 Silicon Graphicsと言えば、 根っこからのシリコンバレー発のベンチャー起業でスタンフォード大学で勉強していたJim Clarkが立ち上げた会社です。 3次元コンピューティングに特化していて、OpenGLなどは当社の規格をオープン化したものです。 1990年代までは勢いのある会社でジュラシックパークなどのCGで活躍した事もあります。 2000年初期のインタネットバブル期から雲行きが怪しくなり、2006年には一度経営破たんしています。
派手なグーグルの本社を建てたのもSilicon Graphicsだし、すぐ近くにあるコンピューター歴史博物館もSilicon Graphicsの社屋でした。
まあ、思えばRolmやらAmdahl、Tandem、 MIPSなど他のシリコンバレー発の特殊コンピューター会社が幾つかありましたが時代と共にプレヤー交代をして来ました。 ちなみにRolmなんかは私が大学卒業した頃には最も人気のシリコンバレーの企業で派手に母校で新卒向けのリクルーティングを行っていました。
コンピューティングの基本アーキテクチャや通信プロトコル類の基礎を作り牛耳って来たのもシリコンバレーの強みでした。 現時点では分散型のコンピューティングに落ち着いていますが・・・ またこれがクラウドになると大きな動きが有るかもしれません。
寂しい気持ちもする代わりにこのペースの速い新陳代謝がシリコンバレーの斬新さを保つ秘訣なのかも知れません。
投稿者 : トニー・チン | 投稿日時 : 2009.04.08 10:48





