新聞社のネットビジネス手法 −メディアの2つの意味
2006.08.23
メディアサイトが自社の広告ネットワークに参加してくれるブロガーにトラヒックを誘導しつつ、成果としての広告収入をブロガーとシェアする、というサービスをワシントンポストが開始したとのこと。
washingtonpost.comのトップページには,Sponsored Blogroll枠が設けらており,その枠内に参加ブログへのリンクが周期的に張られるのである。washingtonpost.comには毎月約800万人が訪問しているだけに,washingtonpost.comから参加ブログへのトラフィックをかなり誘導してくれそうだ。
これはいいですね。これまでトラヒックの囲い込み優先で自社メディアでの収入ばかりを追い求めてきたメディアサイトにとっては逆転の発想。すでに持っている一定のユーザーベースを広告提携ブログ(他メディア)にも提供していくことによって、広告ネットワークを広げるテコにもなり、そのネットワークが広がれば広がるほど自社も提携ブログも収益が高まる、という構図。
新聞社はWebサイトを運営する上で、自サイトが「メディア」であることを頑なに大切にしていますが、この「メディア」という言葉は実は「一次情報源であること」と「集客力→配客力があること」という二つの意味性を持っています。これをビジネスの観点で見つめなおすと、新聞社にとっての本来のコンピタンスは「一次情報源であること」の方にあるわけですから、この部分を大切に守りながら、「集客力→配客力」を上手に吐き出しながらビジネス化を進めることは、企業体としてとても利にかなった戦略になるわけですね。
これは参考になります。
投稿者 : 上原 仁 | 投稿日時 : 2006.08.23 00:13
あすなろBLOGのトラックバック・コメントは承認制になっています。
すぐにブログに反映されませんので、ご了承ください。





