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あだ名呼び組織

2006.10.04

私はうちの会社では「じんさん」と呼ばれています。

まあ「上原さん」とか「社長」とか呼ぼうと思えばいろんな呼び方があるんだと思いますが、この会社を始めた初日に立ち上げメンバー全員で「互いの呼び名」を決めたんですね。そのとき「呼ばれ慣れているあだ名で呼び合おう」ということをガイドにして呼び名を決めました。「橋詰」は「ずめさん」とか、「平島」は「ひらしー」とかになっています。

あんたらは中学生か、と言われそうですが、意外と呼び名って大事なんですよね。相手を呼ぶときの呼び方はコミュニケーションのスタート地点です。コミュニケーションが成立することがゴール、ということで考えると、「橋詰さん」とかだとなんだかスタート地点を敢えて遠いところに置いているようなものです。「平島部長」とかだとなんだかゴールが山の上にあるような気がしてきます。呼び方って、暗に人と人との距離感とか上下関係を規定してしまうものなんですよね。

うちの会社は立ち上げ前から創発性・共創性を大事にしていこう、と話合っていましたので、メンバーが増えてどうしても階層化が必要になるまでは、フラットにメンバー同士の創出価値が有機的につながるネットワーク組織のスタイルを取ることにしたんです。その組織スタイルを前提にすれば、自然とあだ名呼びの方がコミュニケーションがスムーズになる。まだ立ち上がり3ヶ月ですが、この「あだ名呼び組織」はなかなかうまく回っているようです。


組織の形・人間関係の形に合わせて、呼び方もちょっと工夫してみるとその関係がスムーズに行くこともある、というお話でした。

投稿者 : 上原 仁 | 投稿日時 : 2006.10.04 00:22

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