温故知新とインターネット
2009.01.30
私は「温故知新」という言葉が好きです。ネットベンチャー社長という肩書なので違和感を感じられてしまうかも知れませんが。元々少年時代に10数年間剣道をやり続けていたことの影響が強いと思います。
元来は論語に登場する、古きを温めて定理をよく学べば、真に新しきものを知り、人を導く者ともなろう、というような意味の言葉で、仁義礼節を重んじる武士道的な考え方に通じています。
インターネット業界のような「新しきこと素晴らしきかな」という世界に住んでいると、ともすればただひたすらに最先端のみを追いかけて、気づけば地に足つかずに上っ面だけを語る人になりかねません。自戒をこめて。
新しきことに対峙するにも、その中から一体自分がどこに向かうためにそれを選ぼうとしているのか、ただ「新しいから」ではなく、自ら導くどのような「理念」と「定理」に基づいているのか。その答えがなければおのずと時間の波に飲み込まれるのが必定。
世の中に長く価値を提供できているものには温故知新のこころが根底に流れている、と私は考えています。
投稿者 : 上原 仁 | 投稿日時 : 2009.01.30 08:14





