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そのうち「このエアコンはスマートグリッドを利用していて、エコ生活ができます」などと言うエアコンが出てくるのではないか?

2009.11.05

 IT業界にバズワードはつきもの。ニューメディアから始まりマルチメディア、IT革命、Web2.0などのバズワードが流行ってきたのはご存じの通りだし、最近では「クラウドコンピューティング」という言葉が一種のバズワードとなってきている。

 私自身、このようなバズワードは「必要悪」だと思っており、色々とバスワードの話題を追っているが、世の中には私以上にバズワードを好んで使う人が多く「なぜその言葉をここで使うのか」意味がわからない場合もある。

 例えば「クラウド」という言葉を使っているホスティング業者がいくつか出てきたが、中身を見てみると、ただの「VPS」にしか見えない物だったり、名前に「クラウド」とついているたけで、実態はただの「シンクライアント」端末だったりする。今まで売れなかったり、再度注目を集めるために、あえてバズワードとなっている「クラウド」を使う気持ちはわからないでもないが、できれば、その「クラウド」を従来の「VPS」や「シンクライアント」とどのような違いがあるのか、説明が欲しいところだ。

 ところで「クラウドコンピューティング」に続く言葉として最近では「スマートグリッド」という言葉が普及しようとしている。これは、IT技術を利用して電力の送電網を最適化しようとする発想だ。現在では、まだ一般的になっていないが、この言葉も「クラウド」と同じようにバズワードとなっていく可能性もある。

 もし「スマートグリッド」という言葉が「クラウド」や「Web2.0」のようなバズワードとなれば、そのうち「スマートグリッド」の言葉を利用して「この電源タップはスマートグリッドを採用して、スイッチ1つで電源が切れます」「このエアコンはスマートグリッドを利用していてエコ生活を送れます」などと「スマートグリッド」という言葉をよくわからない物にしてしまう商品も出てくるだろうと思われる。

 ある分野・商品を普及させるために「バズワード」を利用するのはしかたがない事だとは思うが、ユーザを煙に巻くような言葉の使い方は、できれば少なくして欲しいと思う。

投稿者 : 横田 真俊 | 投稿日時 : 2009.11.05 23:44

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