RSSリーダのストック型とフロー型
2006.03.19
このBlogもそうだが、最近では様々なBlogが登場している。これだけの多くのBlogやニュースサイトが出てくると、自分のお気に入りのBlogやニュースサイトが更新されているかを確認するだけで骨の折れる作業だろう。
この面倒な「更新チェック」をやってくれるのが「RSSリーダ」だ。既に利用されている方も多いと思うが、これはRSS形式の更新情報を受信して更新したWebページを知らせてくれるもので、無料から有料の物まで様々なソフトウェアが提供されている。さらに、最近ではYahoo!やGoogleのようなポータルサイトやブラウザにも搭載されているので、もしかしたら「RSSリーダを使っている」という意識が無いまま使っている人もいるのでは無いかと思う。
RSSリーダを使えば、インターネット上から「自分の登録」した情報を一括で表示できるので、まるで自分専用の「日刊 自分新聞」を読んでいるような感じでWebサイトを読むことができる。インターネット上で情報収集している人間にとっては、非常に有益なツールだろう。
このように情報収集に便利なRSSリーダであるが、使い方によっては逆に「情報過多」になってしまう恐れもある。最近のRSSリーダは簡単に更新情報を通知するWebサイトを登録できる。そのため、大量のWebサイトを登録してしまい、一度に読み切れないほどの情報がRSSリーダに表示されてしまう。これではRSSリーダを導入しても「情報整理」にはならないだろう。
それでは、どのようにすればRSSリーダを使えば効率的に情報収集ができるのだろうか? まず、私は普段使用するRSSリーダを「ストック型」と「フロー型」の2種類を用意して、情報収集すれば良いと思う。
まず、比較的更新が少ない個人Blogなどは「ストック型」のRSSリーダに登録しておく。ニュースサイトと違って、個人Blogの場合は、それほど「速報性」が重要では無い場合が多いので、登録したWebサイトをチェックするのは1日に1〜2回ぐらいで十分だろう。
この「ストック型」のRSSリーダには、Bloglinesやglucoseに代表される「メーラー型」や「2ペイン(3ペイン)型」と呼ばれるRSSリーダが向いていると思う。
このタイプのRSSリーダは、自分が読んでいない記事がわかるようになっているため、まだ自分が読んでいない新しい記事を見つけやすい。毎日の更新量が、それほど多くないWebサイトを中心に登録しておけば「更新したWebサイト」を効率よく巡回できるだろう。
一方のフロー型だが、これは一日に大量に更新するWebサイト(例えば、ニュースサイトのような)のサイトを登録しておく。「更新が多いサイト」と「更新が少ないサイト」を一緒にRSSリーダーに登録しておくと「更新が少ないサイト」の更新情報が「更新が多いサイト」に埋もれてしまい、どれが更新された情報なのかがわからなくなってしまう。なので、表示形式が違う別のRSSリーダを用意するべきだろう。
この「フロー型」のRSSリーダには、RSSの受信をサポートしているブラウザが向いているだろう。例えば、Firefoxというブラウザは、RSS形式で配信されている情報を、ブックマークとして見ることができる「ライブブックマーク」という機能を搭載している。この機能を使えば、RSSリーダを立ち上げなくとも、ブラウザ上からそのサイトのヘッドラインを確認でき、自分が気になる記事をクリックすれば、その記事の詳細も見られる。これならば、仕事の合間にニュースチェックも可能だろう。
ニュースサイトなどの場合は、一日に何度も更新があるので「更新しているかどうか」というチェックよりも「どのような記事が更新されているか?」といった情報の方が重要なる。そのため、FirefoxのライブブックマークのようなRSSリーダの方がチェックしやすいだろう。
最近では、Podcastingなどのマルチメディア情報をRSSで配信したり、天気や採用情報などまでRSSで提供している所もある。「RSSリーダ」と一口に言っても、今後は更新状況や用途によって使い分けていくケースも出てくるだろう。
投稿者 : 横田 真俊 | 投稿日時 : 2006.03.19 21:47
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