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Windows UpdateによってWinnyが駆逐される日

2006.05.04


 前回は「国がWinnyを規制する危険性」を考えてみたが、現在のWinnyネットワークや他のファイルシェアリングソフトのネットワークには、国家機密から各個人情報が「流通」している状態になっている。このような状態では、何かしらの規制は必要になってくるだろう。

 問題はどこが規制するという事だが、最初に考えれるのはISPだろう。しかし、現状の対応ではISPの規制は情報漏洩の防ぐには少々弱い。なぜならば、全てのISPが一斉に規制しなければ意味が無いからだ。最近では、Winnyへの規制を表明する所も増えているが、全てのISPがWinnyを規制するわけでは無い。

 また、ISPがWinnyを規制するのは色々と問題がある。法的な問題についてはIT Proの記事「ぷららのWinny遮断は是か非か」が詳しいが、このような法的な問題の他に、Winnyを規制する事によって他のアプリケーションに影響が出る可能性がある。現に(ISP自身の発表は無いが)一部の掲示板やコミュニティサイト、また個人のBlogでは、あるプロバイダがWinnyの規制を行なった際にWinny以外のアプリケーションにも影響が出ているとの報告がある。

 このようにISPの規制はいくらか問題がある。では、Winnyや他のファイルシェアリングソフトを効率よく規制する方法はあるのだろうか? もしあるとするならば、私はWindows UpdateにWinnyを駆除する機能をつける事だと思う。この方法をとればWinnyやその他のファイル共有ソフトだけをピンポイントで駆除できるだろう。

 もちろん、これはISPがWinnyを規制するよりもはるかに「おおごと」であり、そう簡単には実行されないとは思う。ただし、その可能性が0とは言い切れない。なぜかと言えばWinnyにはバッファオーバーフローの脆弱性があるからだ。他のソフトウェアならば脆弱性を修復できるが、Winnyの場合はそれができない。(Winnyを使っているユーザは)基本的に脆弱性は放置されたままで、使わざるを得ない状況だ。

 このような状況で、この脆弱性を利用した大規模な攻撃が起こった場合、さすがに「Winnyそのもの」を駆除する必要性が出てくるだろう。そうなればAntinnyをWindows Updateで削除したようにWinny自体をWindows Updateで駆除される可能性が出てくる。

 もちろん、Windows Updateを逃れるように「改造したWinny」を使うユーザも出てくるだろう。しかし、大部分のWinnyはWindows Updateで駆逐される。そうなれば、Winnyネットワークに参加する人数は激減し、事実上Winnyは終わることになるだろう。

 そして、もしこの方法が上手くいけば、様々な理由をつけて「Share」や他のファイルシェアリングソフトも駆逐されるようになるかもしれない。そうなれば、現在のようなファイルシェアリングソフト全体が無くなってしまうかもしれない。

投稿者 : 横田 真俊 | 投稿日時 : 2006.05.04 18:35

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名前:ブリトウ2006年08月23日 15:23

そうなったらWindowsのユーザもへるだろうなー

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