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パソコン通信からTwitterまで、情報通信をテーマにしたドラマの移り変わり

2010.03.24

 少し古い話になるが、4月からTwitterをテーマにしたドラマが始まるというニュースをうけて、Twitterのタイムラインでは、そのドラマの話題で随分と盛り上がったようだ。

 もちろんTwitterのようなインターネット上のサービスをテーマにしたドラマは、今回のドラマが始めてでは無い。過去にはパソコン通信やポケベルなどのインターネット以前のメディア・通信手段がテーマとなったドラマは存在している。例えば、以下のような物がそうだ。

《パソコン通信》

1989年空と海をこえて

1993年ポケベルが鳴らなくて

1996年(ハル)

1996年誰かが誰かに恋してる

《電子メール》

1998年ユー・ガット・メール

1998年WITH LOVE 

《掲示板、コミュニケーションサイト》

2005年電車男

2007年今週、妻が浮気します

 それぞれのドラマについては、リンク先を見ていただければと思うが、初期のドラマは基本的に「匿名」で「1対1」をテーマした物が多い。(例えば「(ハル)」や「WITH LOVE」)。これは、パソコン通信や初期のインターネットのイメージである「匿名性」や「顔が見えない」「誰がやっているのかわからない」といったイメージをそのまま投影したので、このようなテーマになるのが多いのだと思う。

 一方「電車男」以降の場合は「1対1」のコミュニケーションでは無い。どちらも掲示板やQ&Aサイトの「住人」に質問を投げかけることで物語がすすんでいく。これはメールのような「1対1のコミュニケーション」では無く「1対多のコミュニケーション」となっているだけで無く、ただ読んでいるだけの人も出てきており、ある種の「劇場」ともなっているとも言えるだろう。今回、ドラマとなるTwitterも、まさかプロテクトをして進めていくとは考えにくい。主人公の公開されているツイートを他の登場人物などが見ながら、話は進んでいくのだろう。

 それにしても「顔の見えない1対1」だったパソコン通信・インターネットもずいぶんと一般化したものだ。情報通信技術がテーマとなるドラマは、今度のTwitterで最後になるのかもしれない。

投稿者 : 横田 真俊 | 投稿日時 : 2010.03.24 00:44

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