クラウドという言葉を「定義付け」してもしょうがない。
2010.05.05
最近クラウド系のイベント・セミナーに顔を出すと「クラウドというのは所詮バズワードだからよくわからん。」という意見をいただく事や「クラウドという素晴らしい技術をバズワードとするためナニゴトだ、ちゃんと定義づけする必要がある」という意見をいただく事がある。このブログでも何度も書いている通り「クラウド」という言葉は、人によって様々な意味で使われる。例えば、GmailのようなSaaS、AzureのようなPaaS、Amazon EC2のようなIaaSと言った基本的な物でも違うのだが、最近では様々な「×aaS」が登場したり、iPhoneやアンドロイド端末のような物まで「クラウド端末」と言われる始末だ。
このような状態で「クラウドコンピューティング」の定義を作るの非常に難しい。仮にできたとしても「×aaS」のような言葉や「なんちゃらクラウド」という言葉が増えるだけだ。私のように「バズワードが増えれば増えるほど、心が躍るぜ!」という人間もいるとは思うが、基本的には覚える言葉が増えるのは大きな負担だし、増えた言葉によってコミュニケーションが取りにくくなる。できれば言葉は増やさない方が良いだろう
また、クラウドという言葉が増えると、それぞれのクラウド同士でケンカをはじめる。プライベートクラウドの事業を営んでいる業者はパブリッククラウド業者を「不安定だ」といった理由で攻撃しているし、パブリッククラウドは「料金が高い」という理由でプライベートクラウドを攻撃する。また、クラウド業者の中には「○○がないとクラウドでは無い」という理由をつけて、他の業者を攻撃する所があるが、IaaS、PaaS、SaaSではユーザからの見せ方も違う「○○が無いからクラウドではない」「○○があるからクラウドである」という事を言ってもしょうがなく、利用するユーザにどのようなメリットがあるか説明した方が良い。逆にIaaS型のクラウドなのにサーバ1台追加するのに数日かかるようでは、一体何が「クラウド」なのかさっぱりわかららない。
様々なサービスを見ていても「これをクラウドと言ってしまって良いのか?」と思ってしまう事も正直あるが、「○○だからクラウドではない」「○○だからクラウド」というよりも、ユーザへのメリットをアピールした方がはるかに生産的だと思う。
このような状態で「クラウドコンピューティング」の定義を作るの非常に難しい。仮にできたとしても「×aaS」のような言葉や「なんちゃらクラウド」という言葉が増えるだけだ。私のように「バズワードが増えれば増えるほど、心が躍るぜ!」という人間もいるとは思うが、基本的には覚える言葉が増えるのは大きな負担だし、増えた言葉によってコミュニケーションが取りにくくなる。できれば言葉は増やさない方が良いだろう
また、クラウドという言葉が増えると、それぞれのクラウド同士でケンカをはじめる。プライベートクラウドの事業を営んでいる業者はパブリッククラウド業者を「不安定だ」といった理由で攻撃しているし、パブリッククラウドは「料金が高い」という理由でプライベートクラウドを攻撃する。また、クラウド業者の中には「○○がないとクラウドでは無い」という理由をつけて、他の業者を攻撃する所があるが、IaaS、PaaS、SaaSではユーザからの見せ方も違う「○○が無いからクラウドではない」「○○があるからクラウドである」という事を言ってもしょうがなく、利用するユーザにどのようなメリットがあるか説明した方が良い。逆にIaaS型のクラウドなのにサーバ1台追加するのに数日かかるようでは、一体何が「クラウド」なのかさっぱりわかららない。
様々なサービスを見ていても「これをクラウドと言ってしまって良いのか?」と思ってしまう事も正直あるが、「○○だからクラウドではない」「○○だからクラウド」というよりも、ユーザへのメリットをアピールした方がはるかに生産的だと思う。
投稿者 : 横田 真俊 | 投稿日時 : 2010.05.05 23:58
あすなろBLOGのトラックバック・コメントは承認制になっています。
すぐにブログに反映されませんので、ご了承ください。






名前:松尾康博2010年05月06日 08:05
まさにそのとおりですよね。言葉の定義なんてどうでもよくて、それでどう変わるのか?が最優先事項のはずなのに。SOA,EA,Web2.0のときと同じことを繰り返して、言葉遊びをしてマーケティングに使われて消費される。SIerのダメな所です。