どうして「クラウドコンピューティング」などいうものが流行るのか? 理由はデータとデバイスが急増したから。
2010.08.15
ここ最近のIT系のニュースは「クラウドコンピューティング」の話題で一杯だ。しかし、なぜクラウドコンピューティングなどと言う物がこれほど流行るのだろうか?
「バズワードだから」と思う人もいるだろうが、仮にクラウドがバズワードだとしても、バズワードになるには何らかの理由があるはずだ。では、その理由はなんだろう?
私は、現在のクラウドコンピューティングが流行っているのは「我々が扱うデータの数が巨大になった事」「我々が利用するデバイスの数が増えた事」の2点だと考えている。今回はそれらの事を考えていきたい。
データ量が増大している、というのは様々なデータを引用するまでも無く、我々の日常の生活を見ればわかるだろう。例えば、パソコンに保存しているデータを見て見よう。現在のパソコンを見てみれば、メールやワードファイルの他にも、写真や音楽データなど、比較的容量が大きいデータも年々増えていることが感じられると思う。
これらのデータはパソコンに保存しているだけでなく、FacebookやmixiなどのSNSや各社が提供しているWebサービスに保存して利用しているケースが多くなっている。
最近はSNSにたまっているデータを利用して、アプリを使うケースも増えている。これらのWebサービスの場合、突然利用者が増え、自分が用意したサーバだけでは処理しきれないケースが出てきている。
そこで、出てきているのがクラウドコンピューティング(=IaaS)と呼ばれる物だ。サーバ台数を増やすことで、システム全体の能力をあげる「スケールアウト」により、巨大なデータを利用した、アプリでもさばけるようになってきている。
この最も有名な例はAnimotoの例だろう。彼らはFacebook向けに自社サービスのアプリを出した時に、わずか3日でユーザ数が2万5000ユーザから25万ユーザと10倍になった事があった。従来のサーバであれば、このユーザ数に対応するのは不可能だったであろう。
しかし、Animotoは「Amazon EC2」を利用していたために、インスタンス(仮想サーバ)の数を通常50~100だったものを一気に3400まで増やすことができた。しかも、ただ単に数を増やしていったのではなく、アクセス数が落ち着いた時にはサーバの数を減らすこともしている。
FacebookやmixiなどのSNSのプラットフォームを利用したソーシャルアプリの場合、いきなり巨大なトラフィックが来る可能性がある。アプリやシステムが提供する側としては、はじめから巨大なトラフィックが来る可能性がある場合だと、最大ユーザ数に合わせて、サーバを用意しておく必要がある。
しかし、クラウドコンピューティングならば、それをスケールアウトでさばく事ができる。必要な時にサーバを増減することでサービスを最適化できる。
クラウドコンピューティングのメリットして「コストが安くなるから」といった事があげられる。しかし、私はクラウドコンピューティングがサービス提供側に受け入れられブームになったのは、このような「スケールアウト」ができるシステムだったと個人的には考えている。
一方のユーザ側としては「クラウド」が発達してきたのはどうしてだろう? それは、データ処理をするデバイスが1台だけでなく、複数台のデバイスを利用することになったからだと思う。
ユーザ側としてのクラウドコンピューティングは、Amazon EC2のようなIaaSを利用するのではなく、SaaSのことだろう。例えばGmail、DropBox、Evernoteなどがこの分野に入る。
これらのサービスの特徴は、従来はクライアントで持っていたデータをオンライン上で置くことだ。データをネットにおく事で、複数のパソコンから、さらにパソコン以外のスマートフォンやiPadなどのタブレット型デバイスでも利用できるようになっている。
単にデータのバックアップだけでは、これらのサービスはそれほど普及しなかっただろう。ただ、我々は幸か不幸か、複数のデバイスを駆使して、様々なデータ処理をしなければならなくなっている。ネットに接続できるデバイスが多くなったことで、クラウドコンピューティング(=SaaS)が発達してきたのだろう。
以上のことから、私は「なぜ? クラウドコンピューティング」などというものが普及したかについては、データが爆発的に増えて、通常のサーバ調達方法では、サービス提供側のデータ処理が間に合わなくなったこと、さらにユーザ側では、データの処理・管理をするデバイスが増えたことが「クラウドコンピューティング」を普及させる要因になったのではないかと考えている。
今後、ラウドコンピューティングを考える場合データとデバイスの増加について考えた方が良いのかもしれない。
「バズワードだから」と思う人もいるだろうが、仮にクラウドがバズワードだとしても、バズワードになるには何らかの理由があるはずだ。では、その理由はなんだろう?
私は、現在のクラウドコンピューティングが流行っているのは「我々が扱うデータの数が巨大になった事」「我々が利用するデバイスの数が増えた事」の2点だと考えている。今回はそれらの事を考えていきたい。
データ量が増大している、というのは様々なデータを引用するまでも無く、我々の日常の生活を見ればわかるだろう。例えば、パソコンに保存しているデータを見て見よう。現在のパソコンを見てみれば、メールやワードファイルの他にも、写真や音楽データなど、比較的容量が大きいデータも年々増えていることが感じられると思う。
これらのデータはパソコンに保存しているだけでなく、FacebookやmixiなどのSNSや各社が提供しているWebサービスに保存して利用しているケースが多くなっている。
最近はSNSにたまっているデータを利用して、アプリを使うケースも増えている。これらのWebサービスの場合、突然利用者が増え、自分が用意したサーバだけでは処理しきれないケースが出てきている。
そこで、出てきているのがクラウドコンピューティング(=IaaS)と呼ばれる物だ。サーバ台数を増やすことで、システム全体の能力をあげる「スケールアウト」により、巨大なデータを利用した、アプリでもさばけるようになってきている。
この最も有名な例はAnimotoの例だろう。彼らはFacebook向けに自社サービスのアプリを出した時に、わずか3日でユーザ数が2万5000ユーザから25万ユーザと10倍になった事があった。従来のサーバであれば、このユーザ数に対応するのは不可能だったであろう。
しかし、Animotoは「Amazon EC2」を利用していたために、インスタンス(仮想サーバ)の数を通常50~100だったものを一気に3400まで増やすことができた。しかも、ただ単に数を増やしていったのではなく、アクセス数が落ち着いた時にはサーバの数を減らすこともしている。
FacebookやmixiなどのSNSのプラットフォームを利用したソーシャルアプリの場合、いきなり巨大なトラフィックが来る可能性がある。アプリやシステムが提供する側としては、はじめから巨大なトラフィックが来る可能性がある場合だと、最大ユーザ数に合わせて、サーバを用意しておく必要がある。
しかし、クラウドコンピューティングならば、それをスケールアウトでさばく事ができる。必要な時にサーバを増減することでサービスを最適化できる。
クラウドコンピューティングのメリットして「コストが安くなるから」といった事があげられる。しかし、私はクラウドコンピューティングがサービス提供側に受け入れられブームになったのは、このような「スケールアウト」ができるシステムだったと個人的には考えている。
一方のユーザ側としては「クラウド」が発達してきたのはどうしてだろう? それは、データ処理をするデバイスが1台だけでなく、複数台のデバイスを利用することになったからだと思う。
ユーザ側としてのクラウドコンピューティングは、Amazon EC2のようなIaaSを利用するのではなく、SaaSのことだろう。例えばGmail、DropBox、Evernoteなどがこの分野に入る。
これらのサービスの特徴は、従来はクライアントで持っていたデータをオンライン上で置くことだ。データをネットにおく事で、複数のパソコンから、さらにパソコン以外のスマートフォンやiPadなどのタブレット型デバイスでも利用できるようになっている。
単にデータのバックアップだけでは、これらのサービスはそれほど普及しなかっただろう。ただ、我々は幸か不幸か、複数のデバイスを駆使して、様々なデータ処理をしなければならなくなっている。ネットに接続できるデバイスが多くなったことで、クラウドコンピューティング(=SaaS)が発達してきたのだろう。
以上のことから、私は「なぜ? クラウドコンピューティング」などというものが普及したかについては、データが爆発的に増えて、通常のサーバ調達方法では、サービス提供側のデータ処理が間に合わなくなったこと、さらにユーザ側では、データの処理・管理をするデバイスが増えたことが「クラウドコンピューティング」を普及させる要因になったのではないかと考えている。
今後、ラウドコンピューティングを考える場合データとデバイスの増加について考えた方が良いのかもしれない。
投稿者 : 横田 真俊 | 投稿日時 : 2010.08.15 21:40
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