シンクライアントが死んだだって? まだ始まってもいねーよ
2009.03.30
少々古い話になるが、Itmediaのオルタナティブブログで「シンクライアント」について議論になっていた。きっかけとなったのは、こちらのエントリ「IT業界来し方行く末 > シンクライアントは死んだ」。以後、ITmediaの色々な方々がシンクライアントについて書いていた。
主立った意見としては
・代替案のある生活 > シンクライアントの使い方
・『ビジネス2.0』の視点 > シンクライアント使っています
・平凡でもフルーツでもなく、、、 > 友人が個人情報漏洩から職を失った経験のある立場としてはシンクライアント賛成派です
といった意見などが出されていた。
さて、このシンクライアント。10年前から言われており、法人向けのシンクライアントは、様々な方々が指摘されている通り、法人向けのシンクライアントはかなり使えるところまで進んでいる。しかしコンシューマーレベルでは「シンクライアント」という言葉はそれほど普及していない。私は「シンクライアント」という考えが流行っていないのは、コンシューマーレベルで普及していないのが原因だと思っている。従来のシンクライアントを使ったソリューションは非常によくできているが、一般のユーザには利用できない物が多くシンクライアントのメリットが伝わらないのだ。
ところが、最近では林さんがご指摘されている通り、Google appsなどのSaaS関連のアプリが充実してきている。一通りの事ならばブラウザだけで完結できる。昨今のネットブックブームは、単純にハードの価格が安いということだけで無くこのようなSaaS関連のWebアプリが登場してきた事も大きいだろう。このようなSaaSアプリは、ある意味シンクライアントのように利用できる。このようなSaaS関連のWebアプリはネットブックの普及と同時に広がっていくのだろう。
個人的には「シンクライアント専用機」は、法人で必要な方が利用されていくが、SaaS関連のWebアプリの普及はこれからだろう。これらのSaaS関連のWebアプリが普通のPCやネットブックをシンクライアント化していくのだと思う。
投稿者 : 横田 真俊 | 投稿日時 : 2009.03.30 22:56
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