久しぶりにインターネットで感動した「SIProp育英基金」
2009.05.04
たぶん、私以外の方はあまりピンと来ないと思うのだが、個人的に「スゲェ」と思ったのでご紹介。
先日、主にP2P技術やクラウドコンピューティングの基盤技術を研究している「Siprop勉強会」のチャットルームに「とある少年(自称である、私は彼と会った事がないので本当に少年かどうかは正直なところわからない。)」が入ってきた。
聞けば、まだ若いのにP2P技術を興味を持ち、Erlangで色々と書いているといると言う。(ここで言う「P2P技術に興味を持つ」とは「ヒャッハー、Winnyでお宝ファイルをブッコ抜きー」という事では無い、念のため)
このような少年が入ってきたので、我々「オジサン」共は大いに盛り上がり、「それでは実際にリアルでやっているSiprop勉強会にいらっしゃい」という事になったのだが、彼は地方に住んでおり、なかなか東京に出て行くのは難しいという。
普通の流れならば「それは残念でした。大学生になったら東京に出てきてね」という事になるのだが、それならばと言うことで、東工大の首藤先生やSipropの今村さん、吉田さんの呼びかけで「SIProp育英基金」が設立された。設立経緯は下記のエントリが詳しい。
・なんとなく実験 with SIProp開発記 | SIProp育英基金、設立
・Shudo's Notes (2009/5)
私もチャットルームで、この設立の経緯を見て来たのだが、その経緯を見てちょっと感動してしまった。このような「育成基金」を作っても作った人間にはまったくメリットが無い。また、援助をされるのが大人であれば(言い方が悪いが)お金さえ出せば、まあなんとかなる。
しかし、今回は彼が「少年」という事もあり、親御さんや「学校」への説明や、勉強会の打ち上げの形式(当然、飲み屋で一杯…などというのは言語道断である。)、また、彼が万一に事故にあった場合はどうするのか? 等々色々と考えることがある。
にも関わらず、首藤先生や今村さん、吉田さんがこのようなある意味「リスクを負って」このような基金を設立したのは、本当にスゴイ事だと思う。P2Pやクラウドコンピューティングに限らず、このような機会を使って、若い時から首藤先生や吉田さんのような第一線で活躍されている人と直接はなせる機会があるのは非常に良い勉強になるだろう。
僭越ながら私も出資者の一人に加えさせていただいた。このような「基金」が発展していくのは、ぜひとも他にもこのような動きが広まってほしいと思う。
投稿者 : 横田 真俊 | 投稿日時 : 2009.05.04 16:59
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