私がソフトウェア技術者連盟(LSE)にお金を払わなくなった理由
2008.08.24
別にLSEの思想を支持しないわけではないし、むしろ応援したいと思っている。ところが、なぜか私はLSEの年会費を払わなくなってしまった。なぜだろうか? 正直、自分でも良くわからなかったのだが、ドラッカーの「非営利組織の経営」を読んだ時に、なんとなくわかった。
この本は、ドラッカーが様々な人(その中にはコトラーなどのビッグネームも!)と行った対話が載っているのだが、ドラッカーとアメリカ心臓協会副会長のハフナーとの対話の中で、寄付をしてくれる相手との長期的な関係をどのようにしたら良いか? というドラッカーの質問に、ハフナーは「フォローアップですね。手紙を書きます。イベント的な活動にもお招きいたします。年次報告書を送ります。いただいた寄付で何を行ったかをお知らせします。」と述べている。私は、これを読んだ時に、なぜ自分がお金を払わなくなったのかわかった。要は彼らは、何も我々にフォローをしなかったからだ。
私が覚えている限り、LSEから連絡が来たのは封書で来た「年会費納入及び寄付のお願い」ぐらいだ。定期的にイベントも案内もほとんど無く、仮にイベントがあっても自分からWebサイトを見なければいけない。また、報告会はあったが寄付したお金か゛どのように使われたかに関してはWebサイトにも掲載されていない。そもそも、Webサイトを見る限り2007年以降、あまり活動していないようである。これでは「ソフトウェア技術者連盟(LSE)って最近何してるんですか?」と言われてしまってもしょうがない。
反対に「世界の飢餓、貧困、災害、紛争に苦しむ、子どもたちを支援する」といったNGOの活動は定期的に支援者をフォローアップをしているようだ。例えば、私も加入しているセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、加入者に『サポートをご希望された地域の情報や、その地域を代表して選ばれた「代表の子ども」のプロフィールと写真の入った「ウェルカム・キット』を配布し、定期的に年次報告書やニュースレターも配布している。また、ワールド・ビジョン・ジャパンも同様に入会時にスポンサーキットやニュースレターを配布している。
両団体に共通しているのは「寄付をされっぱなし」ではなく、寄付をしてくれた人に「報告」をし、定期的にニュースレターを発行することでフォローアップをしている。このような団体に寄付をしている人は、元々こういう活動に興味を持っている人が大半だろうから、このようにフォローアップすれば、寄付を継続してくれる人も多いだろう。
個人的には、LSEの心意気は賛同するし、プログラマである人は私なんかよりも応援する人はいるだろう。それだけに、フォローアップをしないので、同団体の支援者がいなくなるのは、寄付をしなくなった私から見ても寂しい。
(横田真俊)
投稿者 : 横田 真俊 | 投稿日時 : 2008.08.24 00:03
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名前:横田2008年08月27日 00:56
hyoshiokさん。コメントありがとうございます。いつもブログ拝見しております。
いただきましたコメントを解釈させていただきますと、「文句言うならブログで陰口言わず、直接言え!」ということだと思われます。
確かにおっしゃるとおりだと思いましたので、取り急ぎLSEさまにこの内容をメールでご連絡いたしました。
どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。



名前:hyoshiok2008年08月24日 19:36
ブログにかくまえに当該団体にフォローアップしてほしいという趣旨のお話をされたのでしょうか。
された上で、何のフォローもなかったというお話ですか?そうであれば何も言うことはないのですが、文面からはそのように読めなかったのであえてコメントしました。
自分と違う価値観を持っている人とのつきあいというのは難しいですね。