カゼだと思っていたら…
2006.05.27
ここ2週間ぐらいどうも体調が悪い。カゼだと思っていて油断していたのだが、こじれたようで1週間ぐらい微熱が続き、セキが止まらない状態になっていた。
知り合いに聞いたら「マイコプラズマ肺炎」では無いかと言う。なるほど、それならば寝ていても直らないと思い、本日病院に行ってきた。
カゼの症状に似ている病気は、ただのカゼだと思ってしまい。発見が遅れる病気が多い。過去の病気だと思っていた「結核」でも1年間に新たに患者になる人は約三万人、死亡する人も2000人にものぼるらしい。
そういえば、私のごく親しい知人もカゼだと思っていた病気が「白血病」だったという事もあった。カゼだと思っていても、やはり医者にかかって見てもらうべきなのだろう…
PS:結局、レントゲンなどを撮った結果「マイコプラズマ肺炎」ではありませんでした。
投稿者 : 横田 真俊 | 投稿日時 : 2006.05.27 21:05
「Winnyをやる人間は年賀状を送るな」というセキュリティ 〜「検証・ウィニー情報流出対策~実はウィニーだけの問題ではなかった」を読んで〜
2006.05.22
Winny騒動を受けて「Winnyの使い方」では無く「Winnyが社会に与える影響」もしくは「Winnyの情報流出」対策について解説した本が何冊か発売されている。
その中で「検証・ウィニー情報流出対策~実はウィニーだけの問題ではなかった」という本を週末に読んでみた。
ネットエージェントの杉浦氏や亀井 聡氏など、その筋では有名な方々に取材していることもあって、現在のWinnyを取り巻く状況についてコンパクトにわかりやすく解説している。多少なりともWinnyに興味を持っている方にはオススメの本だ。
しかし、この本で特に注目したいのは「あとがき」だ。少し引用してみよう。
あまり技術に詳しくなさそうな友人がウィニーを使っていたら
・写真を撮られない
・年賀状をやり取りするためには住所を教えない
・メールをやりとりしない
という心がけたほうがいいだろう。これらがウィニーを通じて流出する危険があるということだ
(中略)
そしてこの本では、ウィニーを使っていなくても、同じ危険があるということを知らせたかった。情報流出は、あなただけでは防げない。技術に疎い人がいたら、その人の安全を考えることも、あなたの安全につながるだろう。
つまり「セキュリティの意識が低い人間と情報交換をするな」ということなのだろう。
もちろん現実には、その人間を見て「誰がWinnyをやっているか?」「誰のセキュリティ意識が低いか?」という事はわかりずらいと思う。
しかし「コンピュータ同士の通信」ならば、通信している先のコンピュータが「ワクチンソフトを導入しているか」、「Windows Updateをしているか」といった情報を、簡単にやりとりできるかもしれない。
この考えが進めば、将来的に、自分が使っているコンピュータの判断で「怪しげなソフト」を使っている友人との通信(交際?)をやめさせられるといった事もあるかもしれない。
投稿者 : 横田 真俊 | 投稿日時 : 2006.05.22 23:15
スイッチできない世界
2006.05.21
「雑記帳 - デジタルデータの脆弱性」を読んで。id:cedさんの問題提起を非常に興味深く読ましていただいた。詳しい内容はリンク先を読んでいただきたいと思うが、非常に乱暴に言ってしまうと、「デジタルデータの脆弱性(デジタルデータの場合、ハードディスクがクラッシュしたらおしまいでしょ? )」、「デジタルデータの互換性(今、作成したWordのファィルが50年後も読める保証はあるの?)」の2点について書かれた物(と私は認識している)だ。
id:cedさんは、解決策しては「デジタルデータ」を「紙」に変換する事を提案している。確かにテキストデータやPDFデータの場合は「紙」に変換すれば保存は可能だ。はてなダイアリーブックのようなBlogを紙の本に変換してくれるサービスも登場しており、このような需要は高まっていくだろう。
しかし、残念ながら現在のデジタルデータは紙にできる物だけでは無い。例えば、音楽データや動画データはどうだろうか? これらのデータの場合は「紙」に保存する事はできない。
もちろん、CD等の媒体に記録して、それを保存するという考えもあるだろう。しかし、テキストデータから紙に変換する場合と違い、音楽データや動画データの再生には、データを保存する「媒体」(例えばビデオテープ、CD)とそれを再生する「機械」(例えば、ビデオデッキやCDプレーヤ)が必要だ。「未来の世界」では、これらが無くなってしまう可能性もある。
例えば、動画をビデオテープに保存したとしても、あと50年後にそれを再生する機械がなくなっているかもしれないし、音楽データをMDに保存したとしても、やはり再生する機械が無くなってしまっているかもしれない。(dccやDAT、βマックス、LDをどのくらいの人が覚えているだろうか?)
これらの解決する回答としては、結局のところデータを「デジタルデータ」で持つことだろう。デジタルデータで持っておけば、媒体があるかどうか左右されないので、再生できる可能性は広がる。
しかし、データを「デジタルデータ」で保存したとしても、なおも問題はある。それはデータの保存形式だ。MP3にAAC、WMAと音楽データの圧縮形式は様々な物がある。現在は特に問題が無く再生できるが、やはり50年後もこれらのファイルが全て再生できるとは限らない。
レコードからCD、ビデオテープからDVDに「スイッチ」したように、その時代に合わせて、データ形式を「変換」する方式も考えられる。しかし、DRMで保護されたデータなど、データが変換しにくい物もあるだろうし、その圧縮方式を提供している会社がデータ変換を許さない場合や、その会社自体が倒産してしまう場合もある。
今後は、今以上に音楽データや動画データをデジタルデータとして購入する機会も増えるだろうし、自分のプライベートな動画や音声をデータとして保存する事も増えていくだろう。10年〜30年先、それらのデータは「新しいデータ形式」に「スイッチ」できないかもしれない。
投稿者 : 横田 真俊 | 投稿日時 : 2006.05.21 12:48
Skypeは上手くいっているのに、何故ファイル共有ソフトはうまく行かなかったのか?
2006.05.17
以前、同じ「P2Pという技術を使っているのに、どうしてWinnyのようなファイル共有ツールはビジネスにならず、Skypeはビジネスとして成功しているのか? 」という質問をもらった事がある。
この答えとしては、ファイル共有ツールとSkypeとでは、ある意味「設備投資」の問題、つまり「コンテンツ(流す物)」とサーバに対する姿勢が大きく違っていたのだろう。
まずは、コンテンツから見てみよう。結論から言うと「ファイル共有ツールの場合はコンテンツの流すのに(本当は)許可がいる、Skypeは許可がいらない」ということだ。
ファイル共有ソフトの場合は流れているコンテンツは基本的に他人の物である。本来であるならば、流れている著作物に対してもライセンスを結び、お金を払う必要がある。つまり、正式に著作物に対しては、お金を払う必要があり。まずここに「お金」が必要となる。
しかし、P2P技術を使ったファイルシェアリングツールは、個々のクライアントに集めている「コンテンツ」を勝手に公開している。これは、本来ならば高いお金を払うはずなのに、お金を払う部分にお金を払っていないことになる。
端的に言えば、ファイル共有ツールが訴えられたのは、このような問題だ。当たり前だが、コンテンツホルダーにお金を払って、正式にライセンスを結べば訴えられる事はなかっただろう。(最近ではP2P技術を使ったファイル共有ソフトでも、コンテンツホルダーとライセンスを結び、そのコンテンツを配信している業者もある。)
一方のSkypeの場合、流れる「コンテンツ」は自分の声(もしくは相手の声)だ。自分の声を流すのに特に許可を得る必要は無い。また、Skypeは同時に話せる人数も決まっているが、Skypeを電話として使う分にはこれは問題とはならないだろう。
次に「サーバと回線」に対する姿勢を見てみよう。結論から言うと「大きい企業にとって、サーバや回線の増設は(中小企業に比べて)それほど負担にならない」ということだろう。
GoogleやAppleは突然出てきたネットベンチャーと違い、設備を整えるだけの余裕を持っている。だからこそ、iTunes Music StoreやGoogle ビデオはサーバ型でやっているのだろう。
しかし、Skypeは「突然出てきたベンチャー」だ。サーバの設備を整えるお金がありません。だからこそP2Pを使った(使わざるを得なかった)のだろう。
言うまでもないが、P2Pであろうがなかろうが、有効な使い方はあるし、問題になってしまうような使い方もある。Winny等があまりにも有名になってしまったが、個人的には「P2P=Winny」というような考えは持たないでほしいと思っている。
投稿者 : 横田 真俊 | 投稿日時 : 2006.05.17 23:07
テキストビュワーのすすめ
2006.05.13
パソコンで文章を見る時に、検索したページや送られてきたメールがあまりにも長文だった場合、パソコンの画面では文章が読みづらい場合がある。紙に印刷すれば多少は読みやすくはなるが、印刷するのは面倒だし、プリンタが無い場合もあるだろう。
そこで、オススメしたいのが「テキストビュワー」だ。これは簡単に言えばパソコン上でWebページやテキストファイルを読むためのソフトで、文字の拡大・縮小はもちろん、ソフトによってはテキストを「縦書き」で表示してくれたり、ルビ表示をしてくれる物もある。
「テキストビュワー」にも色々とあるが、特にオススメしたいソフトは「T-Time」というソフトだ。古くからあるのでご存じの方も多いと思うが、最新版の「T-Time5.5」は、読み込んだデータをPSPや携帯電話、さらにデジカメでも見られるように書き出してくれる機能もある。この「書き出し機能」を使うには、ライセンスキーを購入する必要があるが、パソコンからテキストデータを読むだけならば無料で利用できる。
最近では、インターネットで無料で公開されている小説なども増えてきている。「テキストビュワー」を使えば、ある程度の長文でも読みやすくなる。ぜひこの機会に試してみてはいかがだろうか?
投稿者 : 横田 真俊 | 投稿日時 : 2006.05.13 23:59
Windows UpdateによってWinnyが駆逐される日
2006.05.04
前回は「国がWinnyを規制する危険性」を考えてみたが、現在のWinnyネットワークや他のファイルシェアリングソフトのネットワークには、国家機密から各個人情報が「流通」している状態になっている。このような状態では、何かしらの規制は必要になってくるだろう。
問題はどこが規制するという事だが、最初に考えれるのはISPだろう。しかし、現状の対応ではISPの規制は情報漏洩の防ぐには少々弱い。なぜならば、全てのISPが一斉に規制しなければ意味が無いからだ。最近では、Winnyへの規制を表明する所も増えているが、全てのISPがWinnyを規制するわけでは無い。
また、ISPがWinnyを規制するのは色々と問題がある。法的な問題についてはIT Proの記事「ぷららのWinny遮断は是か非か」が詳しいが、このような法的な問題の他に、Winnyを規制する事によって他のアプリケーションに影響が出る可能性がある。現に(ISP自身の発表は無いが)一部の掲示板やコミュニティサイト、また個人のBlogでは、あるプロバイダがWinnyの規制を行なった際にWinny以外のアプリケーションにも影響が出ているとの報告がある。
このようにISPの規制はいくらか問題がある。では、Winnyや他のファイルシェアリングソフトを効率よく規制する方法はあるのだろうか? もしあるとするならば、私はWindows UpdateにWinnyを駆除する機能をつける事だと思う。この方法をとればWinnyやその他のファイル共有ソフトだけをピンポイントで駆除できるだろう。
もちろん、これはISPがWinnyを規制するよりもはるかに「おおごと」であり、そう簡単には実行されないとは思う。ただし、その可能性が0とは言い切れない。なぜかと言えばWinnyにはバッファオーバーフローの脆弱性があるからだ。他のソフトウェアならば脆弱性を修復できるが、Winnyの場合はそれができない。(Winnyを使っているユーザは)基本的に脆弱性は放置されたままで、使わざるを得ない状況だ。
このような状況で、この脆弱性を利用した大規模な攻撃が起こった場合、さすがに「Winnyそのもの」を駆除する必要性が出てくるだろう。そうなればAntinnyをWindows Updateで削除したようにWinny自体をWindows Updateで駆除される可能性が出てくる。
もちろん、Windows Updateを逃れるように「改造したWinny」を使うユーザも出てくるだろう。しかし、大部分のWinnyはWindows Updateで駆逐される。そうなれば、Winnyネットワークに参加する人数は激減し、事実上Winnyは終わることになるだろう。
そして、もしこの方法が上手くいけば、様々な理由をつけて「Share」や他のファイルシェアリングソフトも駆逐されるようになるかもしれない。そうなれば、現在のようなファイルシェアリングソフト全体が無くなってしまうかもしれない。
投稿者 : 横田 真俊 | 投稿日時 : 2006.05.04 18:35





